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【愛の不時着】4話の感想ネタバレ(前半):セリのビジネスマンとしての優秀さが活きていて嬉しい

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。

前回は以下。船底に隠れてヒヤヒヤモード。

尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

船上でのドタバタ&パラグライダー

ジュモクの発言を思い出したジョンヒョクは突然セリにキスをするも、沿岸警備隊の担当者に「何をしている!すぐに出てこい」と見つかります。見つかるんかーい。

沿岸警備隊の担当者は二人がキスをしているシーンに驚くも、船長(ジュモクの叔父さん)は「共和国の新芽」を作っていると男女の仲をいじりながら夜釣りデートの延長だったと説得。結局船は引き返すことになり、セリは途方にくれながら「私は行くわ、死んでも構わない」と感情的に言うも、ジョンヒョクは「死ぬのは構わないがあの船長まで巻き込むことになるんだぞ」とセリの行動を制します。

陸に帰った後、セリはジョンヒョクに「なんとかして」とジョンヒョクに当たりますが、ジョンヒョクは「約束はできない」と真面目に返答してそれが余計にセリを苛つかせます。翌朝、セリは「お世話になりました。もう迷惑はかけません。自力で帰る方法を見つけます」という置き手紙を残して山に向かいました。

セリはトランシーバー片手にパラグライダーを装着して北朝鮮を脱出しようとするもジョンヒョクは合流し、国境付近で見つかれば「誰だろうとその場で射殺される」&「怪しい電波を発すると保衛部が来る」とセリに説明。

ジョンヒョクはセリが見つかると婚約者と言った自分にも火の粉が来ると考え、セリと共にパラグライダーで追ってくる保衛部から逃げます。

パラグライダーで飛行しながら、セリは「さっきは腹が立っていただけよ。何度も助けてもらって本当は感謝している」と心情を吐露。いいBGMも流れてなんとも幸せな映像...

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ジョンヒョク出世作戦

電波が出てた崖に遅れて到着したチョルガン。そんなチョルガンは盗聴を依頼しているマンボクに引き続き監視するよう指示を出し、「帰りに市場に寄って肉でも買って帰れ」とお金を渡します。

そのお金でマンボクは「息子に食わせるのでいい肉を」と市場で買い物をするも、暴力団の一味に財布をひったくられます。一連の様子を見ていたジョンヒョクは一人でそれを追い、チンピラ集団を殲滅。マンボクは「なんてお礼をすればいいか...」と申し訳なさそうにしますが、ジョンヒョクは恩を着せる感じもなく颯爽と消えていきます。マンボクの複雑そうな顔が印象的...

一方でジョンヒョクの家でセリは、自分はもともと少食姫と呼ばれていてミシュランのお店でも完食することは無かったと自慢げに言いながら「おこげにハマるなんて...」と美味しそうにボリボリかじり、自分が北朝鮮の生活に馴染んできていることを嘆きます。

ここで会話の流れで社宅検閲を実施したチョルガンがジョンヒョクより偉いと知ったセリは「彼の家の前で迷子になっていたらよかった」と愚痴りながら「(ジョンヒョクが)偉くなって私に便宜を図ってくれたらいいのに」と言います。

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セリの愚痴を聞くグァンボム
部隊のメンバーは大佐から気に入られる必要があるが、「上官は皆中隊長を嫌っているんです。だから我々も苦労を。」とチスが代弁、他のメンバーは頷きます。そして、大佐が奥さん(マ・ヨンエ)には従うということも聞いたセリは、取り入るためにヨンエの誕生日パーティーに行きました。

セリ大活躍

セリは今までこの手のイベントはすべて欠席していたにもかかわらず顔を出したので皆は驚き、ヨンエは「隣にこない?」と興味を示しますが、セリは「美しい方の隣には座りたくないので」と言いながら皆の顔を見定め、「私はここに...」と水色の服を来た顔が整っていない女性(ヤン・オクグム)の隣に座りました。このくだりは爆笑。

その後、贈り物を披露する時間になり、皆の品と比べて引け目を感じていたマンボクの妻(ミョンスン)が手作りの服を隠しているのを見たセリは、自分も手ぶらで着た手前か「まあこんな物が ! 世界のファッショントレンドよ ! 」と叫び、自分でも少し加工をしながら「ヨンエさんの女性らしさを最大限表現しています」とアパレル店員並の接客。ヨンエもそれに気を良くして、元の服を提供したミョンスンに対しても「帰りに好きな食べ物を持って帰ってね」と賞賛。

セリを気にいったヨンエはセリに名前を尋ねると、セリは名探偵コナンの第一話のように「 チェ・サムスクです 」と近くにあった本を見ながら名乗りでて、「ご主人にジョンヒョクをよろしくお伝え下さい」と伝えます。セリが有能すぎる...

互いに調査するジョンヒョクとチョルガン

盗掘3人組の死亡事故を調査していたジョンヒョクは、イケメンのグァンボムと共にトラック隊を調べるために設計チームがいる場所へ向かいます。ちなみにここでグァンボムから「昇進できるように支えると言っていた」というセリのタレコミに顔をゆるめたり「役職が低すぎて帰国できないと思っている」というタレコミに顔を強張らせるジョンヒョクに笑いました。
ジョンヒョクはそこで設計図や木箱、金属片を発見して退却。

その裏ではチョルガンは平壌で働いている友人(ジョンヒョクを拷問しようとした人)の親族に会い、セリの調査を依頼。その人は「第11部の人間の正体を明らかにすることは禁止されている」と言いながらも「見当は付けられると思う」と返します。

ジョンヒョクはセリが自分のために頑張っていることを知っていたからか、偶然を装い自転車で迎えに行き、二人乗りで帰宅。ジョンヒョク宅では5中隊のメンバーと共にキャンプファイヤーのようなことをしながらお酒を飲んでいるセリはなんとも楽しそう。その様子を横目でチラチラ見るジョンヒョクにほっこり...

終わりに

第四話ではジョンヒョクがセリに好意のようなものを見せるシーンがあり、特に最後のチラチラしてにっこりするシーンには癒されました。

また、今までは正義感もあり熱いジョンヒョクがかっこよかったですが、この回はセリが大活躍。
引け目を感じてた女性のプレゼントをヨンエが喜ぶプレゼントに変え、その女性の株まで上げるプロフェッショナルさ。今までは受け身で動いていたセリが韓国でバリバリ働いていた経験を活かしている様は見ていて痺れました。

後半も楽しみです。