はじめに
『愛の不時着』（あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You）を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。
前回は以下でセリVSセヒョンはヒリヒリするやり取り。
忘れてはならない人は
前回の話を聞いていたジョンヒョクは何も言わずにセリを抱擁すると、セリは「なんだか怒りが収まる」とつぶやきます。
するとジョンヒョクは「僕は腹が立つ」と実兄弟にゆすられていることに怒りを覚えながらも「忘れてはならない人は憎い人じゃなくて好きな人だ」と続けます。それにセリは頷きながらも「その人がそばにいなくても？」と質問すると、ジョンヒョクは一度視線を落としながら「そばにいなくても」と返答しました。熱い～～！
一方、ジョンヒョクを捜している５人組は見晴らしのいい丘でソウルの夜景を楽しんだあと、泊まれるサウナのような場所を訪ねます。
皆はキャッキャしますが、チスは「資本主義への警戒は怠るな」と忠告。そして、財布の紐をきつくしていたもののイケメンのグァンボムが”リストバンドをかざすと無料でスナックが貰えた”という勘違いから飲み食いをし、帰りに予想外の追加料金を請求（しかもチスが勝手に垢すり）されるという目も当てられない展開に。ここは爆笑。
北朝鮮側はてんやわんや
その頃、北朝鮮では奥様集団が占い師を訪ね、ヨンエは「子供を医学部に行かせたい」と胡散臭い女占い師に相談します。
するとこの占い師は隣りに座っていたマンボクの妻（ミョンスン）に「夫が帰ってこられない！」と平壌に1ヶ月の出張と聞かされていたミョンスンの状況を言い当てます。続けて「この村に血の嵐が吹き荒れる！」と叫ぶと、場面変わってチョルガンの不正や脱北を受けてチョルガンの関係者（ヨンエの夫も）が次々と逮捕されます。いやこの占い師すごすぎ。
同じくチョルガンの息のかかったチョン代表も、この状況に慌てながら「俺たちもバレたら殺されます」とスンジュンに告げて逃亡を急ぎます。しかし、逃げる二人に兵が近づいて来るとチョンはスンジュンのパスポートを後ろに投げて自分だけ捕まりました。めっちゃ良い人...
場面代わり、チュンリョルはジョンヒョクから受け取った以下の手紙を読んでため息を付きます。
護送中に消えたチョは兄を殺した張本人で、僕の愛する人を追っています
愛する人を二度と失いたくないんです 勤務交代までには必ず戻ります
ジョンヒョクを心配するユンヒ（ジョンヒョクの母親）に「南に行ったことがバレたら私だけでなくリ家はおしまいだ」とチュンリョルは嘆くと、またもやユンヒは激昂。「既に一人失ったのに子供より名誉なの？地位を優先してまた息子を失ったら私はその場で死んでやる、一人で栄華を愉しめばいい」と強烈な口撃。母の愛には感激しつつ、父親の心配もごもっともな気がしますが...
ジョンヒョク変身
セヒョンに部屋のパスワードを知られているセリはドアロックを指紋ロックに変更します。
そしてそのまま車で出かけることにしますが、ジョンヒョクが車を叩いて動物が隠れていないかチェックする所作を見ると”今後同じ場面を見たらジョンヒョクを思い出してしまう”という観点で「思い出になる行動は禁止よ」と言い放ちしました。切ない...
そして、ジョンヒョクをデパートにつれていったセリはジョンヒョクに服をあてがいます。この中で、セリは販売員のジョンヒョクを褒める口上に嫉妬しつつも結局はスーツを大人買い＆セリのお金持ち具合に驚くジョンヒョク。
その後、美容院で髪をカットすることで周りの韓国人が「イケメン」と口々に言うほどの美男子に変身したジョンヒョクを、セリは、新しいボディーガードとして紹介しながら出社。
それをチャンシクは「また熱愛が始まるというシグナルですか？」と問うのでセリはすっとぼけますが、エレベータに移動するとジョンヒョクはそれを指摘します。セリは「頻繁じゃなかった」と言い訳をしながら、「もう目が肥えたから無理かも。あなたのせいで」とうまいことを言い、へそを曲げていたジョンヒョクもそれに笑いました。
終わりに
韓国では５人組のサウナやセリとジョンヒョクのショッピングなど終始和やかに見れるシーンばかりでほっこりしました。一方で、北朝鮮側ではヨンエの旦那である大佐までが収監される事態になってきな臭い雰囲気でもあります。そしてスンジュンもピンチでどうなることやら...
また、お買い物シーンのジョンヒョクは次の人のために扉を持ってあげるシーンが最高にかっこよく、つくづくいい主人公だな～としみじみしました。強いて言うならジョンヒョクのイケメン具合はカット前の方が高かったと思いますが...
