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【愛の不時着】6話の感想ネタバレ(中編):セリの韓国行きを阻害する流れがこうして生まれるのか

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は以下。セリとスンジュン、ダンとジョンヒョクは夜に会う約束をつけました。

結婚確定

ダンは母親(ミョンウン)と合流すると、ミョンウンは「今日こそはリ家に日程を決めさせてやるわ。金目当てのくせに何年待たせるつもり」と戦闘態勢。

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ダンにメイクが怖いと突っ込まれたミョンウン「怖く見せるのが狙いなの」

ジョンヒョクの母(ユンヒ)がダンはキレイと褒めると、ミョンウンは「だけど昨日はもっと綺麗でした」と待たされていることに嫌味で返し、「いくら喪中だと言え七年も待たせて...」とジョンヒョクの兄の死が原因で結婚が流れたことを蒸し返します。この発言に場は冷え返りますが、ジョンヒョクの父(チュンリュル)は「来月式をあげましょう」と切り出し、ミョンウンは慌てながらも「うちとしてはもちろん...」と喜びます。
チュンリュルは「ジョンヒョクの勤務地も平壌に移します」と畳み掛け、その急展開を心配するユンヒに対してもジョンヒョクは「前からの約束ですし、守ります」と冷めた感じで了承。もっと喜ばんかーい。

トイレでダンとセリは遭遇し、ダンは結婚の日取りを決めたことをセリに通達。
セリは「おめでとうございます」と言いながら自分はもう北朝鮮を離れないといけないのでお祝いできないと言うと、「ご心配なく。消えてくれるのが一番の贈り物です」とバチバチの返し。そら婚約者の浮気相手だからなぁ...

初雪

ジョンヒョクとセリは合流して飲みに行くことに。
セリが「今日は感慨深い日。写真も撮ったしもうすぐ帰れるし...」と言うと、外では初雪が降っており、セリは「初雪を一緒に見ると恋が芽生えるの」と興奮気味に言います。が、すぐに「私達は芽生えちゃダメね..」と言うと、ジョンヒョクも「芽生えたらマズイ」と同意。そんなジョンヒョクに酔い気味のセリが「どうして?本当は婚約者と見たかった?」と絡みながら頭をジョンヒョクの肩に預けます。

嫌がるジョンヒョクに、セリは「重い?」と問うと「かなり」と返すジョンヒョク。
するとセリは「こんな小さい頭が重いって言うの?この広い肩はなんのために持ってるのよ!」と悪絡みしながら「頭が重いのは混乱しているから。」と呟き、「帰れるのになぜ混乱する?喜べばいいのに」というジョンヒョクの問いに「幸せなの。幸せだから混乱しているの。」と複雑な状況にため息をつきました。いいシーン&酔っぱらいセリはかわいいなぁ...

セリVSスンジュン

写真だけでは”セリが北朝鮮にいること”を信じられないと言うセヒョンのために、スンジュンは通話をオンにしながらセリと会話をすることで、セリが北朝鮮にいることが本当であることを伝えます。通話が聞かれていることを知らず、セリはスンジュンに「すぐにソウルに戻るから、父に私が生きていることと、計画通りに物事を進めてくれるように伝えて欲しい」と言います。そんな会話を聞き、セヒョンは苦い顔をしました。

後日、セヒョンはチョン代表一派に「どうか妹をそのまま居させてください」、妻のコ・センアも「帰ってくるなど絶対あってはならない」と言い、彼らを金で買収。その指令を聞いたスンジュンは「血も涙もないな」と呟きながらその任務を了承。

また、以下の回でもあった”チョルガンが工兵部隊と通話していた件”で警察局長に尋問されますが

局長がチョルガンが工面したお金の恩恵を受けていることを暗に伝えて懐柔。

そのやり取りを知らずに釈放されたセ・テジュ大佐は驚きながら無事に済んだ理由をチョルガンに問うと、チョルガンは質問には答えずに”自分には身寄りがいない&貧しい出”であることを明かしながら、「大佐が家族です。何があろうと共に生きます」と宣言。そんなチョルガンに「共に生きるを怖そうに言わないでくれ!まるで死神だ」とツッコミ。大佐がまったりしたキャラで笑いました...

翌日、チョ・チョルガンを家に呼び出したスンジュンはセリを韓国に帰らさないために協力を依頼。スンジュンがセリの写真を渡すと、ジョンヒョクの婚約者として調査していたセリが写っていたため、チョルガンは驚きました。この勢力がセリを北朝鮮に留まらせる動きになるんですね...これまた困難な展開...

終わりに

今まではセリを韓国に返したい動きをあえて止めるメリットはジョンヒョクを破滅させたいチョルガンくらいでしたが、今回の件によってセヒョンやスンジュンもそっちに加担する流れに。なるほどなぁ...よくできています。

韓国に帰るというセリにとってはまた一つ困難な壁が立ちましたが、それをどう切り抜けていくのか。引き続き楽しみです。