本音レビューログ

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【バリーボンズ】彼は本当にドーピング頼りの人間だったのか?は否定できると思っている

はじめに

メジャー通算762本塁打を誇るバリー・ボンズ。2001年にシーズン記録の73本塁打を放つなどメジャー史上“最強打者”とも呼ばれる中、殿堂入りはされていなくてコーチに就任するだけで驚きの声が上がるのは現役時代に薬物使用の疑いがあるから。

ただ、調べていくうちに本当にそんなにケチなプレイヤーだったのか?と思うようになったので調べたメモを残しておきます。ちなみにボンズと新庄のおもしろい関係話は以下。

事実ベース

まず、実際に明らかになったこととして”ボンズは2006年度の検査で禁止薬物のアンフェタミン(グリーニー)に陽性反応"を示しています。
この物質はステロイド同様に検知がしやすい&日本では覚せい剤扱いの薬物でしたが大リーグの禁止薬物に指定されたのは2006年から。というわけでルールに則った形で暗黙に選手の間ではそれまでは使用されていたそうです。

また、筋肉増強の代名詞であるステロイドに関しても大リーグの規約ではボンズが摂取していたとされる2000年前後は禁止薬物には指定されていませんでした

つまり、「ボンズ=禁止薬物」のイメージは後付けで作られたもの&2000年代以降に突然に体格が巨大化したことがドーピングの決め手のように言われるものの、当時は禁止薬物では無かった以上は特に問題はないように思います。そして、他の人が合法の範囲でやっていたのであればそこに手を出すという判断はクリーンではないにせよ絶対悪ではない..。

ボンズは努力の人でもある

とあるインタビューにて「練習の鬼」という側面があるボンズにその旨を質問すると

「休むのは死んでからいくらでも休める。自分にとって練習を一日休むと言うことは、一日無駄にするということなんだ。」

という沁みる回答。

そして体づくりに関しても触れていて

アスリートとしての時間、キャリアというものは限られている。そ野球選手を目指している選手の多くが自分のように長い間野球をプレーできる機会に恵まれているわけではない。だからじぶんはそれを最大限に生かしていきたいんだ。それには体も鍛えておかないといけない。

と身体を大きくするための工夫を語っています。

終わりに

例えば案件を獲得する際、接待は嫌われがちな手法です。
でもルールに則ってやるのであれば、それで最後に結果が出れば誰も文句は言えない。

ボンズのドーピングもそれに近い感覚があり、プロとして活躍するために努力とルール内でのドーピングをしたというのであればクリーンではないにしても貶めることでもないと思ってしまいしました。