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【怒涛の叩き合い】第四回ABEMA将棋トーナメントの佐々木七段VS羽生九段に痺れた

はじめに

プロ将棋界唯一の団体戦と評される「第4回ABEMAトーナメント」というABEMAの企画で羽生チーム対木村チームの団体戦対決がフィッシャールール(加算時間制)であり、終盤は時計の叩き合いながら激戦。

結果は羽生さんの勝利で、絶体絶命の状況から予選突破をもぎ取り感動的な展開がありました。

ストーリー

もともとは豊島チームとの試合に、敗れたため、木村チームとは5-3以下だと勝利しても予選敗退になる状況。
まずはYoutuberとしても活躍している中村太地七段が3連投・3連勝を果たし、第4局は佐藤紳哉七段が落とすも、ここからリーダー羽生九段が奮第佐々木七段に完敗してスコアは3-2。次負ければ予選敗退が決まるという状況で、第6局は池永五段に勝利し、第7局は佐々木七段とのリベンジ戦ですが終盤で執念の逆転。

ちなみにこの後なのか中村さんと羽生さんはYoutube撮影。ここでもその話題がありました。

将棋の内容&チームメンバーとの合流

第7戦、羽生さんは「申し訳ありませんが、次も私が行かせていただきます」と頭を下げながら登場。
序盤は角換わり腰掛け銀の一局で、羽生さんが明らかな劣勢。

そして持ち時間が拮抗する中で羽生さんは勝負手を繰り出し、佐々木さんもそれに負けじと頭を抱えながらマスクを脱ぎ捨てて鬼気迫る応戦。角・角・桂・桂で羽生さんの王は追い詰められますが、最終的には歩を打って詰めろをかけて勝利。

中村さんと佐藤さんは「きた~~~」「おお~~」と歓声を上げ、佐藤さんは声を震わせながら「すごい!」と一言。中村さんも「感動した」と言葉にします。

羽生さんも興奮気味に「相当悪かったですよね」と合流し、勝利を称え合いました。いやーー、私も感動した。

終わりに

フィッシャールールという極限の集中力が必要とされる超早指し戦、途中佐々木さんは時間を増やすために歩を無駄に連打する場面もあるくらいにプロ棋士でも厳しい打ち合い。敗勢からの逆転勝ちと、それを喜ぶチームメンバーの絵がなんとも感動的。

そして羽生さんと中村さんが「連投の策が当たった」と振り返る中、佐藤さんが「私で一呼吸置いたのが…」とボケて笑いあう締めがさらに最高でした。