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【左ききのエレン/神回】第1話”オレはオレの事ばっかりだ"の感想 : 神谷みたいな上司になりたい

はじめに

「天才になれなかった全ての人へ」という文言から始まるこの漫画、第一話が最高に熱くて泣けるのでネタバレありで紹介します。

以下はあらすじ

大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナー朝倉光一は、いつか有名になることを夢みてがむしゃらに働く毎日だった。3億のキャンペーンのデザインを担当する光一はプレゼンで勝利するものの、プロジェクトから外されてしまう。失意の中、光一は地元の横浜へタクシーで向かい、学生時代の過去を思い出す。キャッチコピーは「天才になれなかった全ての人へ」

第一話の流れ

冒頭、光一は寝坊から起きるところで物語はスタート。プレゼン資料を55分で修正しないといけない状況に焦るも、もともとそのプレゼン資料作成担当を「こいつガッツあるんで」と推してくれた神谷の期待に応えるべく奮闘。

すると神谷からメールに返信がないからか電話で連絡があり「どこまでできてる?」と一言。光一は「今すぐに...」と返すも、「終わってねんだろ、いいからどこまでできてるか言え。こっちにデータ送れ、半分巻き取るから」と被せる兄貴分。

結局は神谷にプレゼンまで任される光一はうまくやりきって商談をモノにするも、神谷の上司でもある部長から「今回は外れてくれ、さすがに経験が足りん」と言われてしまいました。

その夜、神谷は光一を飲みに誘いますが、光一は『神谷さんなら部長に直訴してくれる』と期待して相談目当てに参加するも「また頑張ろうぜ」と担当外しを神谷に慰められてしまいます。「自分は頑張っている」という思いにフラストレーションが溜まった光一は感情的になりながら飲み屋を後にしますが、同席していた別の人からメールで

神谷さん、さっきまで部長室にいたんです
きっと、ずっと部長と話しててそれでもどうにもならなかったから飲みに誘ってくれたんだと思います

と明かされ、『だせぇ。オレはオレの事ばっかりだ』と一人涙を流しました。

終わりに

いやー、泣ける。一話でここまで泣かせてくれる漫画ってそうないと思いますね。
光一の気持ちは痛いほど分かるし、神谷の気持ちもよく分かる。ちなみに第6話では光一から謝罪の電話を受けるも「いいんだよ仕事の話ばかりで、男だから」という名言でまた泣かせてくれます。

左ききのエレン、社会人ばりばりサラリーマンが読むと刺さる部分もあると思い紹介してみました。