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【FF10のストーリー】ネタバレ感想その14 : なんとなくそんな気がしてたけどユウナの覚悟に号泣

はじめに

観る FinalFantasy X(エフエフテン) HD Remaster〜感動の物語〜

というタイトルの動画が上がっていたのでそれを初見で見た感想を書いていきます。

尚、記事の中でのルールとして青字は映像の中の話で心に残った箇所、赤字は私の感想として心に残った箇所とします。

前回は以下。ユウナ達とトワメルは一触即発です。

祈り子の歌

ティーダ達は追手に追われるも、湖の底に落ちることで逃げ切りました。
ワッカは「俺はずっとエボンの教えを守って暮らしてきた。それなのに今や反逆者だぞ..」と苛立ちますが、前回同様ティーダは「リュックは関係ないぞ」と釘を刺します。また、ユウナは「シーモア老師にジスカル様のことを聞こうと思ったの。そしてきちんと寺院の裁きを受けてもらいたかった」と漏らして皆に相談しなかったことを自省します。

ここでユウナ達は作戦会議をし、”聖ベベル宮のマイカ老師に事情を説明する”という方針を立てて移動開始。
道中、祈り子が歌うメロディにアーロンとティーダはジェクトを懐かしみながら『シンを倒したらザナルカンドへは帰れない』ということをティーダは悟ります。

祈りの歌~ヴァルファーレ

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アルベド族の基地

祈り子が歌っている音が途切れると、巨大なシーラーカンスのような見た目のシンが出現。
そこでティーダはジェクトの記憶に触れながら『分かったよ、終わらせたいんだよな。俺がなんとかしてやる』と決心をしますが、目を覚ますとユウナを除いた皆は砂漠の上。

そんな状況にリュックは「この砂漠はビーカネルという島にある」「近くにアルベド族のホームがある」「ユウナは先に仲間が見つけて助けた」と説明。ワッカは「攫ったんじゃないの」と相変わらずのツッコミをしますが皆はリュックを信じてついていきます。

しかしそこではアルベド族がグアドの襲撃を受けていて、「ホームに入り込んだグアド族を叩き出すぞ!」とリュックの父親(シド)は奮闘。リュックはアルベド族は故郷がシンに破壊されたのでここに集まっていたことを嘆くと、ワッカは「グアドは何がしてぇんだ!」と初めてアルベド族の肩を持ちました。ちなみにシドは以下の回でユウナが言及した母親の兄弟ですね。

リュックはアルベドは召喚士を保護していると説明しますが、ティーダは「旅で死ぬかもしれないからって誘拐はやりすぎじゃないか?ガードがしっかり守ってれば召喚士は死なないって」とコメント。ティーダは同意を求めますが、ワッカやルールーは何も言いません。いつもの感じだ...

召喚士のさだめ

BGMにはザナルカンドにてが流れている中で

ザナルカンドにて

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地下には過去に出会った召喚士であるドナとイサールがいました。そしてイサールは横たわるアルベド族を見ながら「彼らは僕らを守って犠牲になった」と状況を説明。

ここでリュックは先程のティーダの質問への回答として「ザナルカンドに行ってシンをやっつけても、その時ユウナ死んじゃうだよ。究極召喚ならシンに勝てるよ、だけどあれ使ったら召喚士は死んじゃうんだよ」と涙声で座り込みます。それにティーダは「知らなかったの 俺だけか?」と呆然としながら隠していた理由を声を荒げてワッカ達に問います。やっぱりそうなのか...

ルールーは「言葉にするのが怖くて・・」とトーンを落として言いますが、ティーダの「ユウナのこと妹みたいに思ってたんじゃないのかよ、どうして止めないんだ」という言葉に「止めなかったと思うの?ユウナの意志なのよ・・」と回答。リュックは「そんなの絶対おかしいよ。みんなの幸せのためだからって召喚士だけが犠牲になるなんて・・」と叫びますが、イサールとドナは「犠牲とは心外」と割って入り、シンを倒すためであれば命と引き換えでも迷いはしないと続けます。召喚士の覚悟に大号泣...

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真実を知って呆然とするティーダ
ティーダは自分が「早くザナルカンドへ行こう」とユウナの気持ちを知らずに言ってしまったことを自省し、それでも笑っていたユウナの強さに泣き崩れますが、ここでユウナが過去に「召喚士とガードはスピラの希望の光、だから落ち込んでるところとか元気ないところとか見せたくない」「笑いながら旅したい」とティーダに言っていたことを思い出し、ティーダは「ユウナに謝らなくちゃ。助けるんだ!」と前を向きました。

終わりに

アルベド族が召喚士を攫おうとしていたのは、召喚士の死を覚悟した旅を辞めさせるためという構図が分かってスッキリ。そう思うとそれはそれで正義があります。

そして過去のやり取りで「究極召喚したら召喚士は死ぬ」「だから旅の帰路にはユウナはいない」ということが暗に示されていましたがそれが明言化される形。薄々分かっていたものの、皆の心の叫びが飛び交うシーンは涙なしには見れませんでした。FF10、おもしろい。