第4話を見る
[Nizi Project] Part 1 #2-2
前回
谷川陽菜さん(ヒナさん)
ヒナさんがパフォーマンスを終えるとJYパークがため息。この溜め息一つで場に緊張感を出せるのがすごい…。
そして肝心のコメントは「必死さが感じられてよかったです」という前置きの後に「でも」と続けて鋭い指摘。その指摘は「観客にいい子と思われるような表現であなたが見えない」というもの。そんなコメントに谷川さんの顔は引きつりますが、突き放すような言い方でもなく「ポイントをもっと教えてあげたい」と続けて判定は保留に。
JYパークは「自分自身のプライドがあって初めて切実さに意味を持つと独特の言い回しをしながら、「5年のアイドル生活がそうさせてしまったのかも?」という分析。アイドルはどうしても客に媚びを売る構図があり、闇が深いですからね...
落とす人に皆 保留 って言ってるんじゃね?と一瞬思いましたが、次のシーンで「残念ですが選べません/不合格です」と告げるシーンも入って唸ってしまいました。う~...色んな面談を受けてきたけどその場で不合格と言われたことないな。
鈴野未光さん(ミイヒさん)
きらきらした雰囲気を鴨しながら明るい自己紹介をし、JYP候補生であることが明らかに。一方でJYパークは「JYP候補生だからといって贔屓はできない」ときちんと釘を刺すことでこれまた緊張感を出すところがいいですね。
ミイヒさんはpreciousと歌いますが
JYパークは「特に高音になった時、最初から自信を持ってその音を出さないといけないのに、心配だから音をクレッシェンドみたいに音程を確認してから後でボリュームを大きくする」と悪癖を指摘して「こういう癖は必ず直すべき」と言い切ります。さすがプロ、痺れる。そんなピリピリした指摘の後、「なぜこの話をしたかというと、それ以外は悪いところが見えない」と伝えて一気に場が和みます。それに頭を下げるミイヒさんの目は潤んでいて、見ているこちらも泣けてきたり。
JYパーからの「歌うときにどんなことを考えていましたか?」という問いにも、ミイヒさんはバッチリな質疑応答。無事にペンダントをゲットし、泣きながら「ありがとうございます」と伝える様に彼女の苦労が見て取れて推せる...。
ミイヒさんが去った後、JYパークは「明るいけど、軽くない。その両方を持っている」という独特のいい回しで評価しました。
横井里茉さん(リマさん)
同じく候補生のリマさん、場慣れしたような自己紹介を聞いたJYパークは「自己紹介を覚えてきましたか?」と見方によって驚いてしまうカウンター口撃。ひょえ~~。
そして、リマさんもミイヒさん同様に韓国語が話せるからか、それを見て嬉しそうなJYパーク。やっぱり現地の言葉を話すってその人の懐に入るには大事なんだな~と...
そして家族構成ではZebbraという有名なDJが父親であり、母親含めて著名な両親のサラブレッドのようです。そしてパフォーマンスの中では父親譲りのラップを入れ込みオリジナリティを出します。
JYパークの講評タイムでは「優れた才能を持ってるのになぜ不安そうなの?」と鋭い質問。それにリマさんはふわっとした回答をしますが、JYパークは「I Could tell , You have a Talent(あたなは才能で溢れる子だよ)」と英語で伝え、「All you have to , Just be yourself(君はただ自分自身を見せてくれたらいい)」と続けます。そして、「上手くやろう!とせずにリラックスして肩の力を抜いて欲しい」とアドバイス。それを聞いているリマさんの顔は笑顔と涙で崩れますが、最後にJYパークが「おめでとうございます、合格」というとリマさんは顔を覆います。これは誰が見ても貰い泣き確定でしょ…
終わりに
候補生の3人グループの2人は無事合格しましたが、二人の涙に見ているこっちも泣けました。あと一人はどうなんだろう。
そして痺れたのは、私も入社試験で落ちたことは数あれどそれはもちろんお祈りメール、その場で言われたことはないですよ。
ところが、挑戦した彼女たちの中にはその場でグサッと切られた人もいる。こんな体験は辛いし悔しいと思いますが、その経験は絶対活きるよと声をかけてあげたくなったり。
そんな緊張感ある選抜をしているJYパーク陣営を見ながら、改めて選ぶ側も真剣勝負なんだな~と熱くなりました。
次回は候補生3人グループ最後のマコさん登場、こちらも負けずに感動回です。