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【梨泰院クラス】3話の感想(前半):現実的なイソはイソで魅力的

はじめに

イテウォンクラス(イテオンクラス)の感想をつらつらと書いています。

前回は以下。セロイがお店を出しました。

セロイのお店が開店

「ほろ酔いの宿タンバム」という店名で居酒屋のようなお店を回転します。
タンバムって地名かな?と思いましたが以下の意味とのこと。

タンバムは韓国語で「甘い夜」という意味で、劇中で映る店の外装や内装には、「HONEY NIGHT」という文字看板が飾られています。

スタッフは2名いて、セロイと一緒に朝のラジオ体操をしているシーンがあり、まさにスタートアップの企業のようです。

チョイソという少女

新キャラ登場。というより、第一話の冒頭で自暴自棄なカウンセリングを受けていた女性ですね。

イソはSNSではインフルエンサーとして有名で、同じ学校のいじめっ子をネットで晒して成敗します。
後日、そのいじめっ子の親が怒ってイソに殴り込みにくるも「今後は就職先にも結婚相手の家族にも送り付けてやる」といった趣旨の発言をし、母親を感情的にして暴力をふるわせ、その母親もろともネットに晒す作戦のようです。その様子を頼まれてか撮影している男友達は「悪魔の性格...」と評します。

イソの企み通り、母親がイソに手を出そうとすると通りすがりのセロイはそれを止めます。
すると、イソはそれに対して「おせっかい」とセロイに言い、母親にカウンター攻撃。

セロイはそれを見て今度は逆にイソを問い詰めるも、「あの人のせいで父は死んだ。目上の人だからといって許せるのか?」とセロイに問います。
そんなイソの言葉にセロイは意気消沈をしていると、タクシーの中から「うっそぴょーん」みたいにケラケラ笑って去っていきます。ワロタ。

会長の息子がプレゼンするも...

シーンは変わって、長家の会議にてグンウォンは重役相手にプレゼンをしています。
長家の梨泰院の店舗で売り上げが落ちているので「相席システムで行こうと思います!」と力説。

が、周りの社員は「出会い系はイメージが悪い」と否定的で、それに対してグンウォンが反論するも、会長である父親が口を開きます。

梨泰院の客層を知っているか?

するとグンウォンは口を閉ざす。いや、知らんのかーい。

会長(チャンデヒ)は続け、梨泰院は生活に余裕のある若者が多く住んでいるのでそんな居酒屋に出会いを求めて来ないと一蹴。ごもっとも...
会長は「クズみたいな企画」と糾弾し、「梨泰院店はスアに任せる」、とご指名。スアは会長に信頼されているんですね。

後のシーンで会長はスアに対して梨泰院でお店を出しているセロイに触れ、「10年前ならお前はセロイと俺のどっちにつく?」とスアに問います。
そして、スアは「長家」と回答。会長は「それでいい」と満足気に返します。

イソとセロイの再会

イソは橋の上で「人は誰でも年老いて死ぬ。人生ってつかれるよね。」と先ほどの男友達(グンス)に語り掛けます。一方でグンスが「死ぬの?」と問うと「それはもったいない」とのこと。

2人でクラブに行くためにバイクで2ケツをしますが、グンスは急ブレーキを踏んでしまいイソが投げ出されます。
それを偶然そこで着ぐるみを着て店の勧誘をしていたセロイが間一髪キャッチ。そのまま、セロイは過労のために大の字で倒れこみます。

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セロイとイソの再会

病院で目を覚ましたセロイは着ぐるみが処分されていることを知って「今日買ったところなのに...」と凹みます。笑える。
そんなセロイに対して「今時着ぐるみでチラシ配り?」とイソは言い、今はオンライン広告の時代であると客観的にアドバイス。

それを真摯に聞いているセロイは「始めたばかりなんだ、助かったよ」とイソに感謝を伝え、「治療費は頼むよ」とイソの男友達(グンス)に言います。
事故に巻き込んでしまい申し訳なさそうにしているグンスに「それなら店に来てくれ」とニコリ。爽やかないいシーンや...

グンスはセロイを「実直だよね...」と評しますが、イソは「私が彼なら500万ウォン上乗せする」とむしろ彼の能天気な感じを批判。そして、セロイのチラシを病院でびりびりに破いて捨てます。なにしとんねん!

ここでイソの回想シーンが入り、子供の頃に卑怯をしてでも勝ったことを周りから責められますが、母親はその才覚に理解を示してる場面が入ります。

終わりに

イソが登場しましたが、個人的にはしっかりした考え方でいいキャラだな~と思ってしまいました。(病院でゴミをばらまく行為は無しですが...。)

彼女は物語の中で「ソシオパス」として扱われていますが意味は以下とのこと。

ソシオパス(sociopath)とは、反社会的な行動や気質を特徴とする精神疾患(パーソナリティ障害)を抱えた人のこと。

確かに「地球が爆発したらええのに」みたいなこと言ってましたが、パーソナリティ障害のようなマイノリティな立場でも堂々としている様には何か魅力を感じます。

後半に続きます。