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【梨泰院クラス】13話の感想(前編) : あの日のグンスはもういない

はじめに

イテウォンクラス(いておんくらす)のあらすじと感想をネタバレ有りでつらつらと書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

前回は以下。ヒョニは逃げずに会場入りしました。

料理対決の結果は...

テレビの裏方側で、ヒョニについて「どうします?ヒョニの評判悪いので落ちた方が盛り上がりますよ」と下っ端がいいますが、その上司のような男性は「いつも通り審査員に決めさせましょう」と判断します。ええテレビマン...

ヒョニは電話越しのイソに「社長とイソとタンバムのために強くなるよ。」と返した後に入場。入場するヒョニを見ながらセロイは『俺はお前を誇りに思う』と目で語りかけます。

司会に心境を聞かれたヒョニは「今日、個人的なことが不本意ながら公になりました。いい気はしませんが、私はトランスジェンダーです。」とテレビでも宣言。司会の男性は「傷ついたと思いますが力を証明するためにここに来た?」と問うとヒョニはそれを否定しながら「私を強くしてくれた仲間に恩返ししたくてこの場にいる。」と語り.....結果的にヒョニが優勝。ヒョニは顔をくしゃくしゃにしながらセロイ達と抱き合い、勝利をスマホで見ていたイソは「ヒョニさん、最高よ」と笑います。胸のすくシーン!

グンスとチャンデヒ

グンスとスアは会長(チャンデヒ)に呼び出され、「勝つと息巻いてたがどうするつもりだ?」と厳しいトーンで問われます。
黙るグンスを横目に、チャンデヒはスアに「こいつは何をした?」と質問。スアは「審査をブラインドテスト(審査員は誰の料理か分からない状態で審査)にしてパク部長の気を引き締めました」と良いところを伝えるも「長家の看板に泥を塗った」と吐き捨てます。続けてスアは「ヒョニがトランスジェンダーであることを暴露してヒョニの心を揺さぶった」と言えば、「それだけは評価する」と会長は言います。

グンスを下げ、スアに「グンスに後継者の器はあるか?」というチャンデヒからの質問に「会長と似ていますね」とだけ伝えると、チャンデヒは笑います。

グンスは長家にてイソと遭遇。イソはヒョニの件でグンスにビンタをしますが、グンスは「悪いか?」と言います。
イソは「らしくないよ。お人好しでいて」と言いますが、グンスはイソの一言をきっかけに欲を出している思いをぶつけます。しかし、イソは「あれは冗談」と返すと、グンスは「お前の一言で初めて自分で決意した。僕は止まれない、お前がどうしようもなく好きだ。」と伝えるも、イソは「悪いけど受け入れられない」と返します。イソ→セロイ,グンス→イソと構造が似ている片思いで悲しい...

それぞれのメンバーの今と4年後

セロイ達はトニーのおばあちゃんからの投資を無事にかこつけ、セロイは韓国でTopの居酒屋になることを再度誓います。
そして、IC株式会社が大型投資を受けたニュースを見たイソの母親は、イソが以下の回で「愛も成功も手に入れる」と言っていたことを思い出しながら「あの子ったら...」と笑います。

グンスはすっかり変わって、スアとの会話の中で「どうしたらセロイさんを潰せるか考えている」と言ったセリフを吐く程度には長家に染まり、その変化を見てかグンスはチャンデヒの会議に呼ばれて「後継者として考えている次男のグンスだ」と紹介をされます。ここで刑務所のシーンにてグンスが長家の大株主になったという新聞を横において腕立て伏せをするグンウォンが映ります。グンウォンの心境...

タンバムの屋上にいるセロイとホジンとイソですが、セロイは「1億貯めるのに苦労したが1億を10億にするのは簡単だった。中国で食のエキスポがある。中国から世界へ、100億を1000億にしよう」と宣言、イソは「さすがです」と言います。

ここで4年後...というテロップの後、ベンツに乗ってグラサンをかけたセロイが登場。イソも髪の毛を伸ばしたりと皆が少しずつ風貌を変えています。また一気に年が進んだ!

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4年後のイソはロングヘアー

終わりに

スアが諌めてイソはビンタをした、”ヒョニが知られたくないプライベートを暴露する”という暴挙をチャンデヒだけは評価をするシーンは印象的で、強者になるためには敵の弱点を突くというのも確かに大事なスキルだったりします。

最初はサディステックなグンウォンと大人しいグンスという立ち位置ですが、蓋を開けてみればグンスの方が会長と似た素質があるという驚き。
公園で長家の非礼を涙で侘びたあの頃のグンスはもう見れないのかな~なんて思う回でした。後編に続きます。