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【梨泰院クラス】12話の感想(前編) : 今はこれで満足しますと笑うイソに救われる

はじめに

イテウォンクラス(いておんくらす)のあらすじと感想をネタバレ有りでつらつらと書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

前回は以下。イソがセロイに振られてしまいました。心が痛い...

落ち込むイソと任されるグンス

イソはセロイに振られて一人で飲んでいますが、そこに心配したヒョニがやってきて「どうするの?諦めるの?」と問います。
即答しないイソに「お互いを見つめ直すために離れてみろ」とヒョニはアドバイス。イソはその通りに長期休暇をセロイに申し出、セロイは「休みたい時に休め」と気遣います。

そして別のシーンにて、イソはブランコに乗りながら「情けない。もう会いたくなってきた」と溜息をつきます。イソは健気だなぁ...

場面代わり、チャン・デヒ会長はスア達が居酒屋対決番組で前と同じく2位となったことに「決勝戦でも一位を逃したらパク部長はクビだ。そしてお前も後継者にさせない」とグンスに言います。グンスは「それなら権限をください。自分で動いて負けたら納得できる」と直訴。そんなグンスの思いを会長は汲んでか「番組のことは任せる」とグンスに一任します。ええ上司やな…

また、別のシーンにてグンウォンは刑務所から父親である会長に電話をかけて「なぜ僕にこんな仕打ちを?」と躊躇いながらも問いますが、会長は「全て長家のためだ」とだけ言って電話を切ります。

ドタバタ劇とスアの想い

前回登場したセロイのお店に投資をすると言っていたジュンミョンは実は会長の差し金で、頃合いを見て「投資を撤回する」と宣言。他の投資家もそれに吊られて皆が引き上げていきます。

それにテンパるタンバムチームは「イソが急かしたから」と言おうとしますがセロイは「俺が決めたことだ」と遮ります。

ビルの中にはタンバムのフランチャイズに乗っかった人達が駆けつけて「責任を取れるのか!」と怒り狂いますが、セロイは「店が潰れたのか?商売の基本は信頼だ。加盟店の皆様を守ってみせる。」と宣言して黙らせます。

その様を見ていたスアは「ここで止まって!またひどい目にあって傷つく。私はいつまで待てばいいの?長家の復讐を全て捨て、私と一緒に幸せになろう。」と渾身の想いをセロイにぶつけます。が、イソから謝罪の電話がきたセロイはそれを取り、「俺はこの程度で潰れない。幸せは復讐の後だ!俺は必ず長家を倒す」とスアを見ながら電話越しにイソに言います。電話を切ったセロイはスアに「すまない」と声をかけると、スアは泣き崩れます。「私と一緒に幸せになろう」はプロボーズやんけ...

一つにまとまるタンバムチーム

イソは休んでいる場合ではないとタンバムに復帰し、投資してくれそうな人を探します。ここで、その中にいたリストの中にタンバムに入り浸っていたトニーのおばあちゃん(キム・スンリョ)がいました。

場面変わり、おばあちゃんは会長とも話ができる間柄のようで「年寄りが若い子(セロイ)をいじめて。セロイに恩があるので手出しするのやめてくれない?」と言います。すると会長は「あいつに土下座させるのが人生最後の目標になったのでそれはできない」と言います。なんちゅう目標や...

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会長と起業からの縁もあるトニーのおばあちゃん
グンスはスアに、会長が仕掛けた攻撃はすごいと評しますが、スアは「人の人生を潰すのがすごいの?」と言います。するとグンスは「チャンスがあればセロイさんも同じことをやります。室長(スア)もそうだと思っていました。」とスアが甘いことをやんわりと言います。グンスが変わりだしてきた...

タンバムのメンバーは投資を引き上がられたことにショックを抱えつつも、「こんなことで潰れてたまるか」と皆は口々に言い、イソは「みんなで乗り越えましょう」とまとめあげます。

その様子を見たセロイは屋上でイソに感謝を伝えます。それに対し、イソはセロイに「ここで働く理由は社長がいるからであり、好きになってもらわなくても構わないが私は好きなんです。だから好きになんてなるななんて言わないでください。」と再度思いを伝え、「もし公私混同が嫌でクビにしたければクビにしてください。それは受け入れます。」と続けるとセロイは「いや、無理だ。お前のいないタンバムは想像がつかない」と返します。それを聞いたイソは笑いながら「身勝手だなぁ。今はこれで満足します。」と言います。イソ完全復活!

終わりに

トニーのおばあちゃんがまさかの投資家で、長家の会長ともサシで話せる間柄とは驚きました。

そして、スアの告白も良かったですが一番はやっぱり最後のイソの笑顔。前回のラストが衝撃的すぎて胸が痛みましたが、無事に前を向いてくれていて良かった。ドラマの世界と言いつつ、本当にキャラクターが魅力的で引き込まれます。

後編に続きます。