ビットコインではなくてデジタル通貨で良くね?
ヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ(Bridgewater Associates)の創業者兼共同会長のレイ・ダリオ(Ray Dalio)は以下のように言います。
近未来においてビットコインなどの暗号資産よりも政府が発行するデジタル通貨の方が、より増えていくだろうとの見方を明らかにした。
そしてその理由は以下。
- 購入の対価として暗号資産を受け入れる場所がない
要は通過として使えないよね?という指摘…確かに今は円に変換して利鞘を稼ぐ投機対象です。
- ビットコインなどの暗号資産は、効果的な価値の保存手段と考えるにはボラティリティ(価格変動)が大きすぎる
これはそんなこともない気がします。株価だって結構乱高下しますからね。ドル円だって一気に上下することはあります。
- ビットコインや他の暗号資産が「重要なもの」になったとしたら、政府が「禁止」する施策を講じてもおかしくない
これはその通りなんですが、規制ってどうするんですかね?取引を禁止することはできないと思うので、であれば仮想通貨に対する税金をかなり高くするという方式ですかね。
適正価格は20倍だよ?
米グッゲンハイム・インベストメンツのスコット・マイナード最高投資責任者(CIO)は適正水準にはまだ程遠いとみています。
ビットコインの希少性や米連邦準備制度の流動性供給を理由に挙げ、ビットコイン価格はいずれ約40万ドル(約4100万円)に上昇するとの見方を示した。ビットコインはニューヨーク時間16日の取引で、初めて2万ドルの大台を突破。今年に入っての上昇率は190%余りに達している。
マイナード氏は「ビットコインに40万ドル程度の価値があることを当社の試算が示した」と説明。試算は金相場との比較などに基づいているとし、「実際、ビットコインは金の属性の多くを備えていると同時に、取引という点で独特の価値を持っている」と分析します。
金の属性を持ち備えているというのは総数が決まっていることを指していると思いますが、それはどの仮想通貨も同じ。ということはビットコイン以外の仮想通貨も全部跳ね上がるという予想何ですかね?
ただ、年初来で倍近い価格まで上がっているのは事実なのでこの勢いが続くのであれば来年には4万ドルも有り得ます。
結論 0.1BTCだけ持っておこう
せっかく周りが盛り上がっているのに自分だけ蚊帳の外というのも味気ないので、20万円分くらい持っておくのがいいのかもしれません。もちろん半額になる覚悟で。
もし半額になればこんなものに全財産入れなくて良かったと笑えますし、爆上がりすれば売却して美味しいお肉でも食べてビットコインに感謝する。これくらいの付き合い方がベストな気がします。