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【梨泰院クラス】10話の感想(前編) : 両陣営の思惑がうごめくドタバタ劇にハラハラする

はじめに

イテウォンクラス(いておんくらす)のあらすじと感想をネタバレ有りでつらつらと書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

前回は以下。イソはグニョンの話を録音していました。

セロイとイソとグンウォン

グニョン(グンウォン)はイソに怒り狂い、街の中で殴ります。イソは周りに外国人が多いことを知っているので助けを乞いますが、グニョンは金をばらまき「韓国では金で解決できる」と言います。

ここでセロイが登場。イソは録音したことを興奮気味に伝え、「これがあれば再捜査可能」と傷だらけの顔で言います。
セロイは「イソを殴ったのはお前か?」とグンウォンに迫りますが、イソはそれを止めて結局はグンウォンは警察に連れていかれました。

イソは「いいんです。もう終わりました。」と得意げに言い、傷を心配するセロイに「こんなの少しも痛くない。社長が心配してくれ、怒ってくれたから」と健気な一言。セロイは、頭をなでながら「ごめん」と言い、イソを抱きしめます。感動シーン...

グンウォンを切るか切らないか

グンウォンの暴力事件とひき逃げ告白がニュースとなり、会長はグニョンを「引き抜くどころか暴行?出ていけ」とボコボコにビンタします。イソと同じく顔を腫らして部屋から出ていく際、美人専務ミンジョンとすれ違いますが、ミンジョンは「後継者が暗い顔しちゃダメ。」と慰めます。と思ったら、そのまま専務は会長に「グンウォンを切ってください」と迫ります。

スアも同じく、会長に長家の不買運動が起きている現状を鑑みるとグンウォンを見捨てることが得策であることを伝えますが、会長は過去に兄弟を飢餓で亡くした経験から「家族を十分食べさせてあげれるように長家を作った」と明かし、そんな思いで会社を作ったのに「ここで息子を切れというのか?それはできない」と情がある一面を見せます。そしてそれは感情論ではなく、韓国人は熱しやすく冷めやすい&外食産業の本質はおいしいか否か であるので今回の不祥事は問題ないと言い切ります。

この会話を聞いていたキム室長は、そのことをミンジョンに連携します。

ミンジョンチームの作戦

セロイは、眼鏡資産運用くんのホジンに呼ばれてミンジョンとの会合に行きますが、そこにイソも連れていきます。ホジンは「大事な話だから..」とイソに席を外してもらうよう言おうとするもセロイは「だから彼女にも聞いてもらう」と返します。

長家の株主であるミンジョンはイソに「長家の株価が暴落したこと」を愚痴りますが、イソは「だからこそ今が長家のトップ交代のチャンス」と言い、録音だけでは弱いので「グンウォンの逮捕&会長がグンウォンを庇う」という二つの条件が満たされば解任決議を出す作戦を提案します。

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イソの案に納得するホジン

セロイは会長のことなので「グンウォンを切るだろう」とつぶやき、ホジンは「用意周到に隠蔽工作をはかれば無罪になるので見捨てないはず」と読みます。

条件は整った?

元刑事のビョンホンは、セロイとミンジョンにグンウォンの捜査を隠蔽した件で自首することを伝え、娘は父親が刑務所に入ってしまうことを悲しみます。落ち込む娘にミンジョンは「かっこいいパパがいいんでしょ?もっとかっこいいパパになろうとしていることを分かってあげて」と声をかけ、ビョンホンは「これからは堂々と生きる」と胸を張って自首しました。

一つ目の条件がクリアされ、秘書からのタレコミからミンジョンは「会長が息子を守る」と踏んで解任決議を出し、株主投票に持ち込みます。

長家の騒動を見て、タンバムではグンスが「父が社長に何をしたのか知っている以上は父がどうなろうと平気だと思ってたが、やっぱり父が破滅する姿は見たくない。」と同僚のヒョニにこぼします。一方でセロイはグンスに気を遣わずに「長家に罪を償わせること&会長より成功すること」が自分の目標であり、「そのためであればなんでもする」と言います。
グンスはセロイの姿勢を見て、イソに言われた「私に欲が出てきたら長家を継いで」と言われた話を思い出し、『いいんだよな?欲を出しても』と心の中でつぶやきます。

終わりに

長家を巡るドタバタ劇。最後のグンスの決心も今後どう絡んでくるのか?がおもしろくなりそう。
セロイとイソの抱擁シーンとミンジョンが元刑事さんの娘を優しく諭すシーンにグッときました。

後半に続きます。