はじめに
呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。
前回は以下。主人公虎杖は呪術高専に入学しました。
第三話は「鉄骨娘」がタイトル。
釘崎野薔薇(くぎさきのばら)が合流
『さおりちゃん。私きたよ、東京に』と心につぶやきながら、虎杖と同級生となる釘崎野薔薇は原宿駅を歩いています。
スカウトを見つけ「ちょっとあんた、わたしは(スカウトしないの)?」と声をかける強気なキャラのようで、五条&虎杖&伏黒と合流するや否や「喜べ男子、紅一点よ」と宣言。虎杖と伏黒を見定め、ゲンナリします。伏黒はイケメンやんけ!
五条は東京観光行きますか~と声をかけると、地方出身の五条と釘崎は「トウキョウ!トウキョウ!」とテンションを上げます。
が、実際は六本木のビルに出た呪いを祓いにきただけだったので「地方民を弄びやがって!」と釘崎は怒ります。
呪術師の素養チェック
ビルの中にいる呪いを虎杖と釘崎で祓ってくるよう五条に言われ、虎杖は「宿儺を使うのは禁止」と言われて武器を貰います。ここで釘崎は虎杖が指を食った話を聞き、「衛生観念キモすぎ」とドン引きします。
釘崎はその任務をめんどくさがりますが、「呪いってあぶねーんだぞ」と虎杖に指摘されると「さっさと行け」と強気に無視。
「お前の情緒が分からない」「だからもてないのよ」「なんで俺がもてないって知ってるの」という若者っぽい掛け合いが笑えます。
外で待つ伏黒に、五条は釘崎を評価する意味を込めて送り込んだことを明かし、「悠仁はイカれているが、呪術師の多くは嫌悪と恐怖で挫折する。彼女のイカレップリを確かめたい。」と言います。
さおりちゃんとの回想
ここで釘崎の回想になり、『汚物ざまあ 東京へ帰れ』と車に落書きされたシーンが映ります。
この車は東京から村に引っ越してきたさおりちゃんという女性の家族のもので、さおりちゃんは綺麗で優しく、当時の釘崎に「お店の商品の方がおいしいけど...」と言いながら絶品の手作りのお菓子をごちそうしてくれたりしていました。
が、村の人間はさおりさん一家に対して「都会の人間は田舎をバカにしている」という被害妄想でいじめ抜き、追い出してしまった過去を思い出します。辛い...
呪術高専に来た理由
ビルの中で釘崎は毛の生えた妖怪を発見し倒そうとするも、同じく建物の中にいた少年を人質に取ります。
自分が死んだら少年は助からず、少年が死んでも自分は助かるので合理的に考えて自分を助けた方がいいことは自覚しながら、釘崎は両手を上げて少年の解放を求めます。
釘崎は自分の命を諦め、『わたしのバカ。最後にさおりちゃんとあいたかったな』と心の中でつぶやいた瞬間、後ろの壁から虎杖が妖怪を攻撃。妖怪は子供を離し、ビルから飛び逃げます。
妖怪が飛び出てくるところを外から見ていた伏黒は「祓います」と戦闘態勢に入るも五条は制止、結局は釘崎の能力なのか藁人形のような攻撃で敵を空中で破壊しました。それを見た五条は「いいね、ちゃんとイカれてた。」と評して笑います。このあたり、BGMも相まってかなりカッコいいシーン。
虎杖は釘崎に呪術高専に来た理由を聞くと、「田舎が嫌で東京に住みたかったから。お金のこと気にせず上京するならこうするしかなかったの」と言います。虎杖はそんな理由でよく命をかけれるなと怪訝に聞くも「かけれるわ。私が私であるためだもの。あの村にいたら私は死んだも同然。」と返し、心の中で『さおりちゃん。私、東京に来たよ。いつか会えたら、あの時言ってたお店連れてってね。』と唱えます。
和やかなエンディングと思いきや
虎杖に対して釘崎は「あんたにも感謝してる。はい、お礼言ったからチャラ」と助けてもらった礼を言ってケロっとします。
そこに五条と伏黒は合流。虎杖と釘崎の言い合いに入ってこない伏黒に虎杖は不思議がると、「出番がなくて拗ねてんの」と五条は茶化します。すると釘崎は「ぷっぷー、子供」とツッコミ虎杖が笑う和気あいあいのやり取りのまま画面が暗転。
この暗転で東京英集少年院での記録文書のようなものに
特級仮想怨霊が出現し
高専一年生の三名が派遣されたが
うち一名死亡
と読み上げられて第三話は終わります。えええ...
終わりに
さおりちゃんとの過去が泣けましたが、物語では生きているんですかね?ぜひ生きて再開して欲しいな~と思います。
また、最後の三名はおそらく「虎杖、伏黒、釘崎」なのでこの一名死亡がどういう意味を持つのか...気になります。
全体を通して、五条を入れた4人の掛け合いが若者という感じ(五条の「お疲れサマンサ」等)で、鬼滅の刃と比較するとより大人向けな印象を受けました。今のところ、鬼滅の刃よりおもしろい。次回は噂の「領域展開」が拝めました。