はじめに
呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。
前回は以下。虎杖は宿儺の予想を裏切って自死を選びました。
第六話は「雨後」がタイトル。
おかえり
宿儺は「許可なく見上げるな小僧、不愉快だ」と言えば、「なら降りてこい。見下してやるからよ。」と虎杖。
虎杖は宿儺の生得領域(≒心の中)にいるらしく、宿儺は「お前が条件を飲めば心臓を治して生き返らせてやる」と言います。
宿儺が出しだ条件は「身体を1分間、明け渡すこと」「この条件を忘れること」。しかし、虎杖は「無条件で生き返らせろ」と取り合いません。頑なに断る虎杖は宿儺は「うざ...」と呆れますが、今から殺しあって勝った方が条件を飲むという案を宿儺に提案されます。虎杖は「いいぜ、ぼこぼこn」と戦闘態勢に入ろうとした瞬間に顔がスパーンと切れて宿儺が勝利。
五条は眼鏡兄さん(伊地知潔高 )に「呪術界の腐った現状を変える」ために「強く諭い仲間を育てること」という夢があり教師になったことを明かします。五条は教え子を思いながら「みんな優秀だよ。特に3年のハカリ、2年のオックツは僕に並ぶ術師になる。ユウジもその一人だった」と言います。そんなことを話していると、宿儺に直してもらったのか虎杖はムクッと起き上がります。それを五条は笑いながら受け入れ、「ユウジ、おかえり」とハイタッチします。
青春大事
五条は美人医師(家入硝子)に「悪いが記録上、ユウジは死んだままにしてくれ」と言います。なるほど、これが第3回の最後のシーンにつながるんですね。
家入に「匿うの?」と言われれば、時間稼ぎとして上層部に隠れて特訓をするが交流会までには復学させると言い、「なぜ(匿ったままにしないの)?」と問われると「簡単な理由さ。若人から青春を取り上げるなんて許されてないんだよ、何人たりともね。」と楽しそうに返します。ええ先生やな...
めちゃくちゃな呪霊
前回も登場した目が一つの呪い(呪霊)達と人間(夏油)はファミレスで話をしています。その中で、夏油は「五条は手強いので殺すのではなく、特級呪物を使って封印することをお勧めする。」と言います。そんな会話をしていると、注文を取っていない夏油にファミレスの店長が話しかけると、目が一つの呪霊(漏瑚)の呪いなのか一瞬で焼死体となります。夏油は平然としながら「あまり騒ぎを起こさないで欲しいな」と言うと、「これでいいだろ?」と周りの客を含めて全員を焼いていきます。
そして、漏瑚は「わしは宿儺の指何本分の強さだ?」と問うと、夏油は「8,9本分ってところかな」と返します。ふざけた見た目ですがこの一つ目妖怪は強キャラだったんだ...
一年生は修行モード
伏黒は、少年院で泣き崩れていた母親に、息子が亡くなっていたこと&仲間は遺体を持ち帰ろうとしていたことを伝え、「せめてこれを」とネームプレートを渡して「タダシさんを助けられず申し訳ありませんでした」と頭を下げます。母親は、「いいの謝らなくて。あの子が死んで悲しむのは私だけですから..」と言い、涙を流します。
伏黒達は交流会に向けて2年の先輩に特訓をつけてもらいますが、その裏で虎杖は五条と密室にいます。
虎杖は、宿儺に変わった際に伏黒を殺そうとしたことを思いながら「今のままじゃあいつらに顔向けできない。強くなりたい。」と五条に教えを乞います。五条は「呪力の源は負の感情なので、映画を見て色んな感情になりながらも一定の呪力を流し続けるトレーニング」を提案し、虎杖はそれを実践します。
そして、五条は「死んでいる時に宿儺と話したかい?条件とか契約を持ち掛けられなかった?」と聞けば、虎杖は「話したけど思い出せないんだよな...」と言います。それを聞いた五条は低いトーンで「そうか。」とだけ言います。
別シーンに移り、五条は伊地知の運転で移動中ですが急に車を降りて伊地知を先に行かせ、道路の真ん中に立ちます。
そして一言。「君、何者?」と問うと、空中から先ほどの一つ目の呪霊(漏瑚)が襲い掛かってきました。ここでエンディング。
終わりに
最初の宿儺と虎杖の会話はテンポが良くておもしろかった。第一回はタダのクソ野郎と思っていましたが、虎杖に折れたりかわいいところもあるんだな〜っと。
そして、冷淡に思えた伏黒が母親に思いやりを持って接していたシーンにグッときました。
最後は五条と漏瑚のバトルで終わりましたが、強そうな漏瑚と対等に話す夏油が何者なのか気になります。次回も楽しみです。