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【呪術廻戦/アニメ版】11話の感想 : 順平がどういう立ち位置のキャラになるのか気になる

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

第十一話のタイトルは「固陋蠢愚」。意味と読み方は以下です。

「固陋蠢愚(ころうしゅんぐ)」:他人の意見を聞くことなく、視野が狭いために、柔軟で適性な判断が出来ないこと。

七海VS真人

前回は以下。七海が「時間外労働」と言いながらネクタイを外して終わりました。

呪力を上げる七海に『時間による縛りで自ら呪力を制限していたのか』と真人はおもしろがります。七海は全身を一撃で粉々にするのが最善の策と読み、アクロバットに動いて真人の足を切り落とします。

倒れこむ真人に、七海は「一旦退きます。足、早く治した方がいいですよ。お互い生きていたらまた会いましょう。」と言いながら背中を見せて歩いていきます。真人は怪訝な顔で見ていると、天井から呪力を持った瓦礫が真人めがけてふってきて暗転。そしてオープニング。七海パイセンかっこいい!

順平と虎杖

河川敷では虎杖と順平がいて、虎杖は伊地知に電話をかけるもつながらず困ります。そんな虎杖の学生服のボタンを見た順平は、真人から「渦巻模様のボタンをつけた学生がいれば仲良くするといい。彼らは呪術師できっと順平と気が合うよ」とアドバイスされたことを思い出します。

虎杖は伊地知と合流することは諦めて、映画館の事件の時に呪いを見たかを聞くと順平は否定。虎杖は調査は終わりと言い、伊地知が来るまで待って欲しいと言いながら雑談を始めます。

「何の映画を見てたの?」という会話の中で、以下の回にもあった五条の特訓で同じ映画を見た虎杖は順平と映画トークに花を咲かせます。

そして、そんな二人を夏油は遠目に見ながら「大当たり...」と呟きます。

映画談義の中で「今度おすすめあったら連れてってよ!」と言う虎杖に順平は顔を赤らめながら慌てます。
そんな中で買い物帰りの順平の母親が通りかかり、虎杖は一緒にご飯を食べる流れに。友達ができて内心嬉しそうな順平にほっこりします。

大人of大人

夏油は瓦礫だらけのアジトに帰ってくると、真人は瓦礫の中から出てきて「おもしろいやつだった。」と笑顔で言います。

伊地知は、虎杖から”順平とご飯に行く”という連絡をもらって慌てながら「これは監督する立場として大失態。ちゃらんぽらんな五条さんならまだしも大人オブ大人な七海さんに叱られたら、私はたぶん泣く!」と虎杖の元に急ぎます。

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虎杖を監督できず怒られる心配をする伊地知

七海は負傷しながらもトイレから伊地知に電話をかけて自分を回収するように依頼します。
そして、『あの呪霊は子供で、おそらく発生してからそれまで時間が経っていない。一秒でも早く祓わないと取り返しがつかないことになる』と真人のポテンシャルを分析。ちなみにこの電話にて伊地知が虎杖と逸れたことがバレてしまって焦る伊地知には笑いました。

順平の母親が...

虎杖と順平はご飯を食べながら笑い合い、順平の母親はそれを見てにっこりとします。
そして、飲みつぶれて眠る母親へ上着をかける順平に、虎杖は「いい母ちゃんだな」と言えば順平は頷きます。ここで順平の回想シーンにて学校に行きたくない旨を母親に伝えた際に「いいんじゃない、学校行かなくても。学校なんてい小さな水槽に過ぎないんだよ。」と言われたことが浮かびます。

順平は虎杖に「悪い人を殺すこと」について問いをぶつけますが、虎杖は「命の価値が曖昧になって大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い」のでできれば人は殺したくないと言います。 

そこから時間が経過し、順平の母親が目を覚ますとテーブルには宿儺の指があり、ナレーションにして母親が死亡したことが告げられます。ガーン...

母親の死に動揺する順平に、真人は「人を呪うことで金を稼いでいる呪詛師もいる。心当たりはないかい?君や母親を恨んでいる人間」と焚きつけます。

また、虎杖は七海と合流し、戦いの現場に連れていって貰えなかったことを憤るも、七海は「例のつぎはぎの呪霊はは改造した人間を使う。この仕事をしている限りいつか人を殺さなければいけない時がくるが、それは今ではない。理解してください。子供であるということは決して罪ではない。」と虎杖に伝えるシーンが入ります。

順平が闇堕ち

順平が通う学校にて、真人は「闇より出でて闇より黒く。その汚れを禊ぎたまえ」と言いながら帳を張ります。
その横には夏油がいて、「君の考える絵図が描けるといいね」と言えば、真人は「大丈夫じゃないかな。順平が宿儺の器を引き当てた時点で流れはできているんだ。二人をぶつけてイタドリユウジに宿儺優位の縛りを課す。」と返します。夏油は「漏瑚も君くらい冷静なら助かるんだけどな」と弄りながら先に引き上げていきました。そして、その会話の流れで宿儺の指を順平の家に置いたのは夏油だったことが明らかに。やっぱり順平は利用されてるんか...

体育館の中で、バタバタと生徒が倒れる中で順平のDVDを踏んでいたイケメンと先生だけが意識があります。そこで吉野順平が登場し、「先生、ちゃんと見ていてね」と言いながらイケメンいじめっ子に「あれをうちに置いたのはお前か?」と言いながら攻撃をします。苦しそうないじめっ子は「...ごめんなさい」と言うも順平は低いトーンで「で?だから?」と攻撃を続けます。

そこに「何してんだよ順平!」と虎杖が乱入。順平が「引っ込んでろよ、呪術師」と吐き捨ててエンディング。

終わりに

夏油と真人の策なのか、順平は母親を失い闇堕ちしてしまいました。そしてそこに虎杖が駆けつけるのも、真人の策の模様。
あの暗いトーンの順平を見ると、笑顔で映画を語る順平が恋しいですが今後どんなキャラになるんだろう。次回も楽しみです。