本音レビューログ

正直な感想



本音レビューログ

コンテンツの正直な感想と雑イラストが見所。

【呪術廻戦/アニメ版】9話の感想 : 七海建人が発するセリフがいちいち名言

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

前回は以下。金髪男性と虎杖が映画館を調査するところで終わりました。

第八話は「幼魚と逆罰」がタイトル。

真人に問う少年

前回路地裏にいた前髪長め少年(順平)が、「超エロい目で私の胸見てた!」と訴える女性とその取り巻き男性にいじめられている回想シーンから始まります。順平は『嫌いな人間が死ぬボタンがあっても多分押せない。でも、僕のことを嫌いな人間が死ぬボタンなら迷わず押す』と心の中で言います。そして、その流れで「ツバサさん(巨乳女性)は自分で思ってるより可愛くないよ。それをチヤホヤ持て囃すのは君がやらせてくれそうだから」と伝え、怒った男性達はさらに殴ります。

場面変わり、順平は映画を見ていますが近くには先ほど殴ってきた同校の男子3人がぺちゃくちゃ話をしています。順平は『最悪だ。高校生がサボって映画館来るなよ、僕もだけど』と心の中でツッコむと、その男性達は「ぜんぜんやらせてくれないの」と順平が指摘した通りの愚痴をこぼします。当たってたんかい。 

すると、真人(髪の毛が白い夏油の仲間)が後ろから男性陣の顔に指をかけ、「君たち、マナーは守ろうね」と攻撃したのか皆の顔がゾンビのようになります。それを遠目に見ていた少年は『こんなこと人にできるのか?できたとしてそれは本当に人なのか?』と思いながら真人を追いかけて前回の問いかけシーンに。それに対し、「やったのが俺ならどうする?責める?彼らは君にとって特別だった?」と真人が逆質問をすると「僕にも同じことができますか?」と順平は言います。ここでオープニング。

七海建人と虎杖と五条

虎杖達が捜査をしているからか、男性刑事は「なんであいつらのために現場空けるんです?」と不満気ですが、その男性の上司のような刑事は「あれ(変死体)は人の領分を外れてる。見て見ぬふりしとけ。」となだめます。

金髪男性(七海建人:ナナミケント)は虎杖に「見えますか?これが呪力の残余です」と聞きます。
虎杖が見えないと言おうとすると「それは見ようしないからです」と被せに行き、褒めて伸ばして欲しいと愚痴る虎杖に「褒めも貶しもしませんよ。事実に則し己を律する。」と返します。ロジカルでいいキャラだ。

七海は五条の「信用できる後輩」のようで、「脱サラした呪術師のななみけんとくんでーす」と虎杖に紹介したシーンが挟まります。虎杖はなぜ会社に入ったのか問うと「私が高専で学び、気づいたことは呪術師はクソということです。そして一般企業で働いた気づいたことは労働はクソということです。同じクソなら適性のある方を。出戻った理由なんてそんなもんです」と返し、「私はこの人を信用しているし信頼してる。でも尊敬はしてません。上のやり口は嫌いですが、私はあくまで規定側です。」と五条を評し、虎杖に対しても「私はあなたを術師として認めていない。己は有用である、そう示すことに尽力してください」と言います。虎杖は「言われなくても認めさせてやっからさ、もうちょい待っててよ」と笑顔で返します。

f:id:mtiit:20210215190242j:plain
虎杖が有用であろうとなかろうと興味がないとぶっちゃける七海

七海の戦闘シーン

敵の足跡をたどっていると屋上に2体の呪霊がいます。虎杖と七海で一体ずつ倒そうとしますが、七海は「自分(大人)より君(子供)を優先する義務があるので勝てないと思ったら呼んでください」と言い、「君はいくつか死線を超えてきたのかもしれないがそれで大人になったわけではない。枕元の抜け毛が増えたりお気に入りの総菜パンが姿を消したり、小さな絶望の積み重ねが人を大人にする」と名言を披露。笑える。

七海には敵の弱点を露出させる能力があるようで、敵の弱点を弱そうな武器で叩いて敵を倒します。かっこいい。
そして虎杖が拳に呪力を込め、敵を攻撃するシーンを見た七海は『伸び代もある。100%の体術に100%の呪力を載せられるようになれば...。あの人が連れてきただけあるわけだ。』と内心で評価。七海は自分達が倒した呪霊を見て、それらが元人間であると見抜きます。

遺体を解析したのか、家入(美人女医)は電話越しに、敵に呪術で体の形を無理やり変えられていることを伝え、虎杖に「こいつらの死因はショック死。君が殺したわけじゃない。そのあたり履き違えるなよ。」と気遣います。が、虎杖はそれに「これは趣味が悪すぎだろ...」と怒りで震え、それを見た七海は『この子は他人のために本気で怒れるのだな』と思いながら「相当なやり手です。気張っていきましょう」と虎杖に声を掛けます。

誘いこまれている

真人と順平はアジトのようなところで会話をしており、真人は「人々は大地や森や海を恐れてきた。みんな誇らしい俺の仲間さ。」と言います。順平は「真人さんは何の呪いなんですか?」と聞くと、「俺は人が人を憎み恐れてた腹から生まれた呪いだよ。」と返します。

場面変わって、七海は映画館にいた少年が「よしのじゅんぺい」であると突き止め、それを調査するように虎杖に命じます。そして、七海は伊地知に「犯人のアジトは分かっている」&「私たちはまた誘い込まれています」と伝え、リスクの観点で虎杖を置いて単身で乗り込む作戦を告げます。虎杖はそれを知らず、「気をつけてね!」と七海に声を掛け、虎杖と伊地知が順平の後をつけるシーンになってエンディング。

終わりに

ヤれそうだから優しくしている、など毎度年齢層の高い少年をターゲットにしているシーンが垣間見れて大人が見ても楽しめます。
そして、七海のキャラがおもしろい。これは五条に負けず人気でるだろうな...。あとは、宇宙兄弟のビンスさん(ビンセント・ボールドボールド)と同じ声優さん&口調が似ていて脳内が混乱しました。

次回は真人VS七海になるのか?楽しみです。