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【RIZIN/朝倉未来/クレベルコイケ】 前田日明の「お前が勝とうと負けようとファンはどうでもいい」がおもしろい

はじめに

「THE OUTSIDER」という格闘技イベントをプロデュースし、朝倉未来、朝倉海を輩出したきっかけにもなった前田さん。
RIZINの試合前に未来VSクレベルの試合展開を言い合えていた事が話題になりましたが、改めて試合後の講評が以下の動画で上がりました。

【RIZIN.28】朝倉未来VSクレベル・コイケ 敗戦は千載一遇のチャンス!前田が朝倉未来に思うこととは…

その内容は「こんなこと前田さんしか言えないだろうな」というものだったのでネタバレありでまとめました。

Youtube活動にも理解を示す

今までは一匹狼だったものの人気が出て慕われて変わってしまったと言いつつ、自分に対して「前田日明、お前が未来の立場だったらどうなんだ?」と問うと「(Youtubeを)やりましたよね、俺も。残念ながら。」とその活動に理解を示す前田さん。そしてそれは格闘家の多くは一本では食べていけない構図があり、皆は「働きながらやっている」ので人気Youtuberとして

  • 余裕のある時間
  • お金

を持つことは格闘家として上を目指す上で利点ではあると言います。

しかし、人気Youtuberとして大所帯となっている朝倉さんは今回のトレーニングへの集中によって周りにいるメンバーの給料も下げたという事実もあった模様。確かにバイトするくらいだったらYoutube活動であてる方が実入りがよさそう。

勝ちきれなかった未来

前田さんは1Rでの攻防にて「日沖戦の時の朝倉未来だったら勝ってる」と脚にダメージがきていたクレベルコイケを追撃できなかった点を指摘。そして、後日談で朝倉さんが「まだ彼の目が死んでいなかったのでいかなかった」と語っている部分を「クレベルは家族の為に試合をやってる。そういう奴は目は死なない。」と言い切りながら、「惜しかったですね」と悔しさをにじませます。

あの試合見る人が見れば朝倉さんは勝ちきれるチャンスがあったんですね。

また、朝倉さんが1Rの中でニヤッと笑うシーンに「何やってんだ、バカな格好つけ」と一刀両断し、「格好なんてどうだっていいよ」と続けます。
そして別のエピソードにて同じように格好をつけていた所英男さんに対して「お前が勝とうと負けようとファンはどうでもいい、ファンになりたいような選手はいくらでもいる。そういうのは相手にするな」と助言した過去話を披露。その話のオチで、青木真也さんがそのアドバイスを誹謗と捉えて所さんを慰めていて、『コイツも分かっていないと思った』と語りました。草。

終わりに

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エールを送る前田さん

前田さんは格好をつけたくなる時期は誰しもあり、自分にもあったと語りながらここが「大きく飛躍するチャンス」と朝倉さんにエール。そして、「1R終わりの離れ際のパンチは大したもの」とハンドスピードはNo1である点を認めながら、駄目なところは駄目と語る前田さんが印象的でした。

朝倉さんの今後に期待ですね。