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【愛の不時着】8話の感想ネタバレ(中編):マンボクの葛藤が泣けてしかたがない

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は以下。スンジュンがセリにプロポーズをしました。

揺れるセリ

ジョンヒョクはスンジュンの家を捜し当てて建物の内部に侵入、そのままボディーガードに肉弾戦をしかけます。なにしとんねん。
それを家の中から見たセリは「なぜ彼がここに?」と駆けつけようとしますが、スンジュンは「彼に何ができた?失敗続きだっただろ」と引き止めるとセリは「彼は最善を尽くしたわ、悪く言わないで」と反論。スンジュンも負けずに「君を無事に帰せば彼の身に危険が及ぶ」とダンにセリの正体がバレていることを明かして「リさんが君を守るなら通報する」と言っていることを伝えます。

セリはジョンヒョクの前に飛び出し、なぜここにいるのかを問うとジョンヒョクは「君が待っていると...」とセリに返します。
するとセリは「悪いけど待っていない。私は帰国したいの、邪魔しないでくれる?」とスンジュンの話を受けてか辛辣に発言。続けて、「だから私達、会うのをやめよう」と言うセリに、ジョンヒョクは「本心?」と問うと「本心よ」と返します。ジョンヒョクは「分かったから、泣かないで」と手でセリの涙を拭い、歩いて帰っていきました。なんて切ない。

チョルガンの不穏な動き

ジョンヒョクが去った後、吹雪の中歩いて帰ろうとするジョンヒョクの安否が気になったセリはスンジュンの制止を振り切って車を出しました。

一人で歩くジョンヒョクを発見したセリは「とりあえず乗って、送るから」と告げるとジョンヒョクはセリを無言で抱きしめます。しかしセリは「誤解しないで、家に送るだけよ」とまたもや塩対応で車に乗り込みました。
一方、チャン代表はスンジュンに「偉そうにしてたくせに逃げられるとは」と嫌味を言いつつ、あの車にはガソリンが入っていないので凍死するのでは...と伝えるシーンが入ります。

そして、そんな裏でチョルガンは軍事局長に会い、総政治局長であるチュンリュルを失脚させたいところで利害が一致していることを確認し、セリの身元を明かすことで追い詰めようと提案します。軍事局長は「私もクビを賭ける覚悟がいるので証拠を見せてもらおうか」と言い、セリを自分の元に連れてくるようチョルガンに命じました。うわ~~、色々とヤバい展開に。

マンボクの涙

ガソリンが切れた車では危険なため、学校の中で暖を取る二人。
ジョンヒョクはセリがスンジュンと結婚しようとする事が気になるのか「結婚はそんな風にするべきじゃない」とセリに言うと、セリはセリで「ダンさんは初恋の人?あなたの初恋の人は?」とジョンヒョクに質問。その質問をはぐらかすジョンヒョクにセリが「母胎ソロ*1ね」とニヤリとすると、ジョンヒョクは「意味は知らないが屈辱的に聞こえる」と返すと、セリは「勘が良い人ね」と言って二人で笑いあいます。ええカップルや...

場面代わり、マンボクは家の外でお酒を飲んでいると心配した妻(ミョンスン)は「あなたは国の命令に従っただけでしょ?結果にまで責任を感じることはないわ」と察して声をかけます。するとマンボクは「リ・ムヒョク大尉を覚えているか?」と問い、「もちろんよ、私達によくしてくれたわ」と返すミョンスンに「俺が彼を死なせた」と暴露。それに視線を落とすミョンスンに「弟がリ・ジョンヒョク大尉だ。弟まで死なせてしまったら、俺はもう生きていけない」と涙ながらに続け、「恩人を死に追いやり俺を人間扱いしない連中に忠誠を誓うなんて、そんな人生は不幸すぎないか?」と質問。ミョンスンは何も言わず、手を握りました。当事者ではないのに影で苦しんでいるマンボクの葛藤が一番泣けるんだよなぁ...

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マンボク「弟まで死なせてしまったら俺はもう生きていけない」

終わりに

チョルガンがジョンヒョクが匿っているセリの正体を明らかにしようと動き、総政治局長と張り合うポストである軍事局長に接近する展開に。いよいよきな臭くなってきました...

そして今回一番グッときたのはマンボクが妻に明かした葛藤。
ジョンヒョクの情報をチョルガンに売っている板挟み状態の辛さを涙ながらに語るシーンは、涙なしには見れませんでした。

*1:母胎ソロ : 生まれた時から一度も恋愛をしたことがない人