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【株用語/配当用語】期末一括配当ってなに?何が一括?

はじめに

株に関するニュースでたまに見かける「期末一括配当」という用語。

例えば最近の経済系の記事にて

期末一括配当は前期比1円増の8円を予定していることが好感

などなどと当たり前のように記載されていました。

本記事ではそれはどういう意味で、どういう場合がそのケースに当たるのかを調べてみました。

結論:年間配当を一発で配る

要は文字とおり、配当を一括で配ることを指します。

株をあまりしていない方は逆に「え?配当というものを小分けにして配ることあるの?」と思ってしまうかもしれませんが、むしろ日本ではそれが主流です。もっと顕著な例で言えば、米国株等は4半期毎、つまり三ヶ月に一回のペースで小分けにして配ったりします。

この配当の配るペースですが、日本の上場企業に関して言えば「一般的に年2回配当」が主流。この時は、中間配当および期末配当という形で分けて配当を株主に渡しています。

しかし、そうではなくて「期末一括配当タイプ」であればとある時点時点でその株を必要な単位持っていれば年間配当の全額を取得できます。

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一年分の配当を一気に貰える

日本株の中には配当利回り(株価に対して年間配当が何%に当たるか)が5%を超えるものもあるので、そのような高配当株を所持する際はその銘柄の配当タイプは大事というわけですね。(一括配当の場合は権利日を過ぎると一年間配当日から遠ざかるのでガクンと落ちやすい)

終わりに

私も配当重視で選んでいる銘柄もあり、特に米国株は配当利回りが高い企業が多い印象を受けます。
逆に日本では配当を重視しない企業が多いものの、例えば「JT」「オリックス」「三菱商事」「ソフトバンク」あたりは配当性指向が高いので長期所持を検討する場合は値下がりし続けても配当を考慮するとプラスになる場合もあったり。

私も以下でニーサ口座を作って日本株&米国株の配当を受け取ってますが

一例でネットワーク機器大手のシスコなんかは1, 4, 7, 10月に結構な額の配当が受け取れるのでプチボーナスとして楽しみにしています。

以上、株式用語の解説記事でした。