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【FF7の感想:その2】八番街の出会い編 : 神羅とアバランチの構図が分かってきて楽しい

はじめに

映画感覚で見るファイナルファンタジー7リメイク【FINAL FANATSY VII REMAKE】

というタイトルの動画が上がっていたのでそれを見ながら思ったことを素朴にメモしていきます。

前回は以下。魔晄炉なるものを破壊していました。

想定外の爆発

バレットは爆音を聞いて「爆発が派手すぎないか?」とメンバーに聞きます。やっぱり前回のハイデッカーという人が追加で爆発させていたんですね。

メンバー達は明確な正義を持っているようで「星の命伸びたかな?」「そうじゃないと困る」と言い合いますが、爆発があったからか神羅カンパニーのアナウンスが街に「壱番街と八番街は危険」と緊急事態を告げて大騒ぎ状態。

思ったより爆発が大きく罪悪感を感じるメンバーですが、バレットは「不安や疑問や悩み事や報酬、全部俺が背負ってやる」というリーダー気質な発言。

また、ジェシーはクラウドに緑色に輝く球である回復マテリアなるものを助けてもらったお礼に渡そうとしますが「仕事のうちだ、礼はいらない。生き延びるのは運がいいやつか強いやつだ」とクールなセリフ。

セフィロス登場

クラウドは、爆破されている建物を見ていると銀髪のイケメン(セフィロス)の面影が頭に入ってくるようで一瞬頭を抱えていると、なんと目の前には本人が。

彼は何も言わずに歩き去りますが、クラウドは「ありえない...あんたは俺の手で殺した」と言うとセフィロスは「お前に頼みがある、この星が死んでしまう。我々をつなぐ絆の喪失は死よりも耐えがたい。逃げて生き延びてくれ。」と返します。なんのこっちゃ...

するとそれを聞いてクラウドは「ふざけるな!」と切りかかるもセフィロスは消え、「私を忘れるな」と言い残して消えます。クラウドはこれを幻覚と捉えましたがどういう関係なんだろ....

美人花売り姉さん

街ではオープニングにいた美人花売り姉さんとクラウドが遭遇。

するとまたもやセフィロスが登場し、「お前には誰も守れない、自分さえもな」と囁きクラウドは頭を抱えます。

それを見た女性は「出会いを記念してお花をどうぞ」と売り込み。
クラウドは値段を聞きますが、「あなたはタダでいいや、花言葉は再会」と掛け合います。

すると、急に幽霊みたいな黒い砂ぼこりに女性とクラウドは襲われますが、武器を持った警備兵達には見えていない模様。女性には見えているということは何か重要なキャラなんでしょうね...

警備兵に追われるクラウドですが、間一髪で電車に飛び乗って逃げます。ここのアニメーションがかっこいい。

電車で合流したクラウドとバレット達

クラウドはバレット達と合流。
一言目に「心配したじゃねえか!」と言うもすぐに「何してたんだ~?」と言い直すバレットがかわいい。クラウドは「見えない敵をみたことある?ローブを着た霧のようなやつ」と聞くもバレット達は知らない模様。

神羅社員も電車に乗っていて「魔晄炉を爆破するなんて迷惑な連中。犯人はおそらくアバランチだ」と言い合いますが通りすがりのバレットがつっかかり、「アバランチの目的は星を救うだろ?」と神羅を悪党扱い。社員達はバレットの腕っぷしにびびっています。

この会話で、神羅(星の資源で金儲けしている会社)とそれに反対する暴力集団がいることが分かりました。どちらも正義という感じ。

魔晄都市

ジェシーがクラウドに都市の説明。

  • 魔晄炉が作る電力で住民は消費社会を送っている
  • 治安維持のために厳格な管理社会が貫かれている 

そしてバレットは「あの腐った建物のせいで下の人間がどんなに苦しんでいることか。神羅が魔晄をくみ上げるので土地は枯れる」と嘆きます。クラウドは「いやなら街を出ればいい」とロジカルに言いますが、バレットは「自分は強いって自覚があるならもっと他人の弱さに寄り添ってみないか?」とグラサンを外しながら言います。バレットは優しい目をしています。

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バレットが思いのほかかっこいい

クラウドは悲しそうに「この列車と同じで敷かれたレールには逆らえないんだ」と言い、Chapter2は終了。

終わりに

爆破から皆が脱出する回でしたが、前回まではチンプンカンプンだったストーリーの軸がやっと見えてます。

  • 神羅という大企業が星に負荷をかけながら一部の人だけがその恩恵を受けている
  • それに対して反旗を翻す集団がおり、そこにクラウドは金で雇われている

なるほどなぁ。何か原発問題に近いものを感じながら見てしまいました。そしてただの脳筋キャラかと思っていたバレットは弱者の目線を持っていることに感激してしまいました。

セフィロスとクラウドの関係もよく分かっていないので、あのやり取りはどういうことだったのか?が後々分かるのが楽しみです。