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【Win3/西野亮廣】WinWinWiiinの前半感想 : 夢を信じぬいた男という括り方のプレゼンが熱い

はじめに

中田さん宮迫さん西野さんのそこそこのファンである私が今回のウィンウィンウィーン(winwinwin)の動画を見ながら思ったことをつらつらと書いていきます。この時期に来るということで、西野さんは映画の番宣もかねているんでしょうね。

【宮迫×中田】西野亮廣(前編)〜12年 夢を信じぬいた男の死闘〜【Win Win Wiiin】

2回目のOP&トーク

1回目は良かったですが、やっぱり2回目ともなると飽きちゃいますね。
このオープニングの扱い方が難しくて、映画館のようなところに座ってスマホも触れないのであればオープニングビデオって活きますよね。
要はその動画を没入して見るので、本編の前振りとしてテンションを上げる起爆剤になります。ですが、Youtubeはスキップしてなんぼなのでスキップしてしまいます。そういう意味で、WinWinWiiinはプレミア公開でかじりながら見るのが最高!という風に持っていくのが大事ですね。

カメラに映る観覧客が第一回と比べて配置が違っているな〜と思ったらやっぱり前回と比べていじっているようです。
こうやってフィードバックしながら工夫を加えて番組はよりよくなっていくんでしょうね。

ゲストである西野さんを呼ぶ前に(吉本なのに)なぜ出てくれるの? っていう宮迫さんの素朴な疑問。悪い忖度をしない、さすが西野さんやで...

西野亮廣の紹介

中田さんは「僕だからできる西野さんの紹介をさせていただきたい」と言えば

僕の活動を説明できるのは中田さんだけ

って西野さんが中田さんに前振りするのも最高。信頼関係がそこにはあります。

そして中田さんは続けます。「西野さんのことを分かっていない人が多すぎる」に対して西野さんは全力の「分かる」。全力すぎて宮迫さんが そんなに? と突っ込んでいるのも笑えます。どうしても西野さんを紹介するときには「どのくらい儲かってるの?」という本質ではないところばかりクローズアップされますもんね。

ところどころで西野さんは中田さんを褒めますが、それに対してサイレントでお礼を言うあっちゃんとそれを「サイレントあっちゃん!」と突っ込む宮迫さんが最高。

中田さんのプレゼン

西野さんの活動は 転換期、熱血期、革命期があったという話。
要は転換期では絵にめざめ、熱血期では仲間を増やし、革命期でそれらを組み合わせて成功したというストーリー。確かにこうまとめられるとしっくり話が入ってきます。

転換期にて、中田さんは絵を描いている西野さんを理解できなかった自分を含めて「原始人芸人」と評しますが、彼らははねるのとびらが終わると満面の笑みでガッツボーズしていたということに対して「性格に難があるな、原始人芸人」と突っ込む西野さん最高あっちゃんの顔芸も最高。

チケットを手売りしていた西野さんのエピソードでは、宮迫さんが「マッチ売り少女」と例えて中田さんとミニコントを始めるのも笑える。
このしゃべくり007のような即興劇は宮迫さんだからこそですよね。改めて中田さんの横での聞き役は宮迫さんがハマっているな~と思いました。

オンラインサロンとえんとつ町のプペルの凄さ

西野さんが2015年にオンラインサロンを始めたことを紹介すると西野さん自身も「あ~~、そうだ2015年」と舌を巻いていたのは印象的。本人すら忘れていることを掘ってくれる、これはうれしいでしょうね。

西野さんの動きを振り返りながら「やっぱり新手の詐欺だ!」というフリップを出すタイミングが完璧。「俺の持論」という番組でも思いましたが、こういうのは中田さんうまいな~...

このやり取りの中で、原始人芸人が再登場して「怪しい詐欺をしていて逮捕されるんだ」とほくそ笑む中田さんの顔芸が最高に笑えました。

中田さんは、えんとつ町のプペルのすごさを語る上で発行部数や売上がすごいのではなく、同作品を 分業制 無料公開 クラウドファンディング で作ったことが革新的であったという切込み。それに対して西野さんはうれしそうにうんうんと頷きます。

そして中田さんの「こんな説明をしてくれた番組は?」と問い西野さんに「なかった」と言わせる誘導に「自分の意思で喋ってない!」と笑いにする西野さん。うまいなぁ...

直営業がもったいない

シルクハットというクラウドファンディングのサイトを吉本と作りますが、その心は直営業を合法的にできるようにすれば芸人も吉本も得をするという発想だったことを明かします。そして「直営業のリスクは反社」であることにも触れる。それを「はいはい」と聞いていた宮迫さんが「はーい!」と明るい声でいうところはさすが芸人さん。

中田さんは熱くなり

構造上の闇であって誰かひとりが悪かった訳じゃない。入江さんや宮迫さんが背負うべきことじゃないんだ

と力説すると観覧からは笑顔の拍手がおきます。泣けるなぁ....

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それを聞いてグッとくる宮迫さん

終わりに

西野さんの立ち上げたマイナーなサービスについてもきちんと拾っている中田さん、さすが。

後編の宣伝動画では、西野さんが歌うえんとつ町のプペルがBGMに。これがまためっちゃハマっている。
そして最後は「奇跡が近づいている!」と中田さんの絶叫。この宣伝煽り動画で後編を見ない人はいないよなぁ...と感心してしまいました。後半は以下。