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【梨泰院クラス】7話の感想(後編) : セロイを想ってイソの目から溢れる涙が泣かせにくる

はじめに

イテウォンクラス(イテオンクラス)の感想をつらつらと書いています。

前回は以下。セロイは会長(チャン・デヒ)を引きずり降ろすために動き出しました。

スアとセロイ

スアはセロイが前回言った「長家から解き放ってやる」という言葉はうれしかったものの、自分は誰の味方なのか分からず「二重人格のようだ」と自嘲します。が、セロイはスアを好きになったのは「自分の事は自分で守る姿勢がかっこよかったから」であることを伝え、「自分の味方でいればいい」とフォロー。私も何がスアに好意を寄せるポイントだったのか不明でしたが、受験票を忘れた際に人に頼らずなんとかしようとする姿勢に惚れたということですね。なるほど...


場面はタンバムに映り、小ネタとしてなんとトニーはギニア出身でフランス語は上手だが英語が喋れないことが発覚。
それを聞いた皆は「イソが聞いたらクビにするだろうな...」と言い、セロイはトニーに、イソにばれる前に英語を勉強しろ!と発破をかけます。なんかそんな気がしてました(笑)

私に欲がでてきたら

イソとグンスは二人で話しをしており、その中でグンスはイソに社長(セロイ)が好きなのか?と質問。
それに対してイソは「私を好きでしょ?」と逆質問をし、「でも付き合う気なんかないみたいだし、あんたは私にも後継者にも欲を出さない」とグンスの姿勢に触れ、最後に「好きよ。でも溺れてはいないからまだ諦めないで。もし私にどうしようもないほど欲が出たら、長家を継いで」と言います

グンスはそれを受けて無言になると、イソは「冗談よ。」と笑って背中を見せ、グンスは「罪な女だ...」とつぶやきます。なんかいいシーン。

移動中に聞く真実とあの刑事さん

イソはセロイの移動に付き添おうとし、セロイが「一人では無理でも仲間がいればできる」と過去に言っていたことを引き合いに「自分も力になりたい。一緒に背負いたい」と、イソにはぐらかしている話を聞かせて欲しいと伝えます。
するとセロイは「話せば長くなるが...」と前置きしながら、チャン会長との悪縁、その後の地獄、費やした時間、復讐計画をイソに語りました。

移動の先として、セロイは父親の事件を担当していた刑事さんを訪ねます。刑事さんは今は刑事を辞めているようですが、「(上の圧力で事件を解明できなかったことを)本当にすまなく思っていて、俺にできることはなんでもするから許してくれ」とセロイに土下座します。セロイは「俺のためにできることは事件の解決と自首」であると返しますが刑事さんは「娘もいる状態でそれはできない」と顔をしかめます。

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ビョンホン「許してくれ」

この刑事さんより上の警察官に原因があるのでこの刑事さんも少し可哀そう...

イソはその構図を見抜き、「情が通じる相手であればちゃんと捜査をしていたはず」とセロイが説得できなかったことについて触れながら、セロイの身体をまじまじと見ると体に傷だらけであることに気づきます。

イソはこの傷は?と問うも淡々と「遠洋漁業で...」や「土木作業で...」と返します。イソは涙目になりながら「一人で辛かったのでは?」と聞くと「少しね。」とセロイは返します。

イソは心の中で

社長の過去に胸が痛んだ時、「(社長が)好き」という気持ちが「愛」であると気づいた。
この人を二度と一人で苦しませやしない。

と涙を流しながら誓い、自分がセロイを心から愛していることを実感するシーン。音楽もあいまって泣けます。

Someday, the Boy

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ラストシーン/終わりに

セロイのお店には通りかかったスアを含めてスタッフが勢ぞろい。
そこでお店のオーナーから突然、別のオーナーが決まったので契約期間が終わればでていくように言われます。

それを回避するための値上げを飲めないセロイは、ひとまずその新しいオーナーに電話をかけます。
すると電話口からは「俺だ」という声。その声の主は、会長でした。ここでエンディング。

というわけで会長はさっそく攻撃をしかけてきた格好に。でも正当防衛な気もしますが...。

第7話、最後に会長が店の権利を奪いにきたところはゾッとしましたが、一番の見所はイソの涙。
普段はロジカルなイソがセロイに「心から愛している」と気づくシーンはもらい泣きしてしまいました。

いやー、イテオンクラスおもしろい。次回も泣けます。