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【映画サマーウォーズ】前半を初見で見た正直な感想 : 声優さんに何故か違和感がある

はじめに

映画『サマーウォーズ』(SUMMER WARS)を見たことがなかったので話のネタに見てみました。

あらすじは以下。

世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界OZ(オズ)。ユーザーはパソコン・携帯電話・テレビ[注 2] などから自分のアバターを操って、ショッピングやゲームだけでなく、納税や行政手続きなどの様々なサービスを利用できる。OZの管理権限や個人情報などは、世界一安全と言われるセキュリティによって守られていたが...

以下はネタバレアリの感想です。

美人先輩と秘密のバイト

夏といえばスイカと花火と女だよ」と友人である佐久間が言いますが、主人公健二は女性お付き合いをしたことが無さそうな雰囲気でそれに返します。

そんなところに夏希という先輩女性が登場し、「ねぇバイトしない?」と一言。夏希は学校内でもトップクラスに美人ということで、健二と佐久間は名乗りあげます。

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夏希「募集人員、一名なの」
結局は健二が行くことになり、移動中の新幹線の中で”健二が数学オリンピックチャンピオン”であることや”おばあちゃんの誕生日の付き添い”がバイトの内容であることが明らかに。

今の所おもしろいけど声優さんの声がどこか大根役者のような違和感が..。

恋人のフリ

夏希はおばあちゃん宅に着くとおばあちゃんに「会いたかった!」と嬉しそうに伝え、「あたしの彼氏。お婿さんになる人」と健二を紹介。戸惑う健二をよそにおばあちゃんは「命に変えても幸せにする自信はあるかい?」と迫り、健二も「はい」となんとか返します。

で、ここで夏希からこっそりネタバラシがあり「恋人のフリをして欲しい、おばあちゃんをがっかりさせたくない」とのこと。健二は最初は抵抗を示しますが、夏希から手を握られると快諾。なんやこのなよなよ男性...

健二は大勢の親族に紹介され、夏希がつけた「東大でアメリカ留学」という設定に皆は感心します。
ちなみにここで親戚の無神経おじさんが「大学生なのにまだ(エッチ)やってないの?」と問うシーンが田舎の親戚っぽくてなんとも言えない気持ちに。

ここで侘助(わびすけ)という親族男性がおばあちゃん宅に参上し、「ばばあ、まだ生きてたのか」と言います。
このおじさんは夏希には慕われているようですが、他の親族は冷たい目をしており「本家の養子」「勝手にアメリカに行って10年帰らず」「金を持ち逃げした」したと散々な嫌われよう。

アカウントが乗っ取られた

その日の夜、健二に迷惑メールのように大量の数字列が届きますが、数学が得意な健二はその暗号を解読して満足げに返信。
するとそれが実は仮想世界OZ(オズ)の管理者アカウントのパスワードだったようで、次の日に健二の顔写真付きでニュースで扱われてしまいます。おっ、おもしろそうな展開。

OZではメールだけでなく行政システムなど「生活のすべて」がネット空間で行えることもあって現実世界は大混乱。
健二は佳主馬(カズマ)という親族の少年にパソコンを借りてOZにログインを試みるもアカウントを乗っ取られているのでログインできず、カスタマーサービスに電話をしようとするもこれまたOZにインフラが乗っ取られているので電話もできないという事態。

ここで佐久間から「昨日何者かによって暗号が解かれた」と連絡があり健二は申し訳無さそうに「それ僕です...」と言います。

終わりに

冒頭にアバターが映った仮想空間を立体的に駆け抜けるアニメーションがありましたが、令和になった今見ても結構な迫力
そういう意味では映画館で見たらもっとおもしろそう。

電脳空間がジャックされるというテーマは色々と既視感はありますが、そうは行っても今の所はおもしろい。
ただ、気になるのは両主人公の声がどこか素人っぽいので頭に入ってこない。神木隆之介さんも桜庭ななみさんも、やっぱり声優業を生業にしていないのでしょうがない気もしますが...