はじめに
「M-1グランプリ2020」x「CreepyNuts」スペシャルムービーが映像と音楽も相まって最高なので動画の内容を書き起こしてみました。ちなみにBGMは以下でまさしく漫才をテーマにした楽曲。
映像
ぺこぱの松陰寺太勇さんが「ここでしか味わえない刺激がありますよね」というセリフで曲が始まると、テロップにて
2020年8月 ひどく暑い夏やった
蝉しぐれが降りそそぐなか、無観客での一回戦開始。
芸人たちの不安を少しでも和らげたくて、誰もいない観客席に横断幕(漫才は止まらない)を掲げた。
ここでゆにばーすのはらが「M1の時代に生きてて良かった」...と語ると画面暗転して”板の上の魔物”の歌詞である「パンパンでもスカスカでもぶちかますだけ」とアニメーションが入った上でサビと共に以下のテロップ。
会場に響き渡る漫才を聞いてハッとした。心配は杞憂に終わった。
芸人さんのカットが続く中で、敗れたであろうコンビが抜かれてコロコロチキチキペッパーズのナダルが「完全に飲まれましたね。」とこぼしているとまた画面暗転して歌詞である「つまらねぇ、つまらねぇか?ならば全部此処に置いてくから心して喰らえ」とサビに続くシーンにて歴代のM-1王者が写る中で
思えばこの20年、彼らはずっと逞しかった。
逆境を乗り越えてきたいくつもの伝説が、彼らを”M-1戦士”と呼ばせ続けたのだ。
今年集まったM-1戦士は、史上最多の5081組。
それでも、決勝の舞台に立てるのはたったの10組。逆境を超えろ。
とテロップ。
ここで敗退直後であろう金属バット友保が「なんやこの大会おもしろーない」と配布されているどん兵衛をカバンに詰めている映像などが映り、テロップにて
自分たちの限界を超えろ。
過去最高と言われた2019年を超えろ。
全スタッフで最高の舞台を用意することを約束する。
と映り、スタッフがマイクを消毒する映像が挟まった後に今田さんの声で「さぁ、それではまいりましょうか、緊張の一瞬M-1グランプリ、トップバッターは!」という音声が入る中で「M-1は、止まらない。」と入った後に芸人がマイクに向かう絵が入って最後に
笑いなんてなんぼあってもいいからね。
とテロップが入って終了。
思ったこと
M1グランプリ相性抜群の「板の上の魔物」がBGMなだけでも熱いのに
コロナ禍での開催であることを横断幕で見せるシーンなど最高でした。
そして最後には前回覇者のミルクボーイのつかみである「こんなんあんぼあってもいいですからね」をもじった「笑いなんてなんぼあってもいい」というフレーズ。コロナでふさぎ込んだお茶の間を盛り上げようとしているM1の姿勢と、それを支えるスタッフ、そして実際にマイクの前に立つ芸人の皆にリスペクトがいく映像でした。
終わりに
同映像、もともとはユーチューブにアップされていたんですが公式は削除した模様。
音楽関係の都合とは思いますが、個人的にはかなりよくできた映像で感激したので感想を残しておきます。
改めてM-1はプロモーションが上手ですね。