本音レビューログ

正直な感想



本音レビューログ

コンテンツの正直な感想と雑イラストが見所。

【呪術廻戦/アニメ版】16話の感想 : 究極メカ丸とパンダの激闘は涙無しで見れない

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

第十六話のタイトルは「京都姉妹校交流会-団体戦②-」。

東堂先生

前回の続きからで、東堂は虎杖に手ほどきをします。


虎杖の逕庭拳を東堂は額で受け止めながら、「並の術師であれば混乱するだろう。だが、特級には通じないぞ。どうする親友。」と問えば「俺の全力にドンピシャで呪力を乗せる。」と返します。その回答に東堂は「Good」と答え、さらにアドバイスを続けます。それを聞いた虎杖は「ありがとう、東堂。なんとなく分かった」と呪いを纏い、東堂も「もう言葉はいらないな。手加減はしない。」と呪いを纏います。そして東堂は最後に『死ぬなよ虎杖。登ってこい!』と臨戦態勢を見せてオープニング。東堂が完全に良き師範...

西宮VS釘崎&メカ丸VSパンダ

釘崎とパンダは木の上にいる西宮と対面。釘崎は西宮とのやり取りの中で「ペッパーくんでももうちょいまともなレスポンスするわよ。そっちのメンバーにもいたわね、ペッパーくん」と煽り、パンダはそれを見て『怖い...』と引きます。

そこに、究極メカ丸はパンダを銃撃しながら「誰がペッパーくんだって?」と茂みから参戦。西宮は「この1年は私が叩き直す。真依ちゃんの苦労、女が呪術師として生きていく意味、諸々教え込んでやる。」と怖い顔で言えば、パンダはむくりと起きてメカ丸を蹴り飛ばし、「仲良くやろうぜ。お仲間どうし」と戦闘モード。メカ丸には遠隔で操作している包帯ぐるぐる巻きの人間がいるようで、『人形風情が...。知った口を』とキレ気味につぶやきます。

パンダは頭の中で等級を頭に浮かべ(1級:東堂、準1級:狗巻,賀茂、2級:伏黒、準2級:パンダ、3級:釘崎,真依、4級:真希)、「何級だ?」とメカ丸に聞きます。メカ丸は攻撃態勢を取りながら「準一級だ」と答えて、パンダを驚かせます。伏黒と真希に大きな階級差があって衝撃...。

f:id:mtiit:20210714211928p:plain
まさかの強キャラメカ丸

パンダの過去とメカ丸の過去

ここでパンダは夜蛾学長が作った”感情を持って生まれた呪骸”ということが明らかになり、夜蛾と共に鍛錬した日々がシーンとして映りながらパンダは「おらおらおら」とメカ丸にパンチラッシュを繰り出します。そしてパンダは「お前は呪骸じゃなくて御体の術師が別の所で遠隔操作してる感じか。だからって呪骸扱いされて切れるなよ。俺と一緒は嫌か?傷ついちゃうぞ。」と言います。

それに対して、メカ丸は「生まれながら肉体に強制された縛りがあり、俺には生まれつき右腕と膝から下の肉体がない。肌はもろく常に全身の毛穴から針を刺されたように痛む。望んで手に入れた力じゃない。呪術を差し出し肉体が戻るのであれば喜んでそうするさ。」と言い、「俺はな、呪骸のお前がのうのうと陽の下を歩いているのが、どうしようもなく我慢ならんのだ!」と叫んでアルティメットキャノンという砲撃を打ちました。

その砲撃は強烈ですが、パンダは軌道の先に釘崎がいることを察して避けるのではなくガードを選択。パンダを倒したと確信したメカ丸は立ち去ろうとしますが、パンダは姿を変えて生きており「パンダはパンダじゃない!」と叫びます。
実は夜蛾が幼い頃のパンダに「お前の中にはお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるんだ。いつか分かるさ、その二人はいつだって力を貸してくれる」と語りかけて通り、パンダには3つの核があるようで”お兄ちゃんゴリラ核”&”照れ屋のお姉ちゃん核”に切り替わることで3人分戦える能力がありました。つよっ。

メカ丸の夢

パンダは最後に残ったゴリラ核で戦闘をするも、メカ丸は核を見抜いて攻撃。
今度こそ倒したと確信したメカ丸は、「よくやった方だ。人形にしてはな。」と言いますが、核を撃ち抜かれたはずのパンダは倒れずに「その辺の呪骸と一緒にすんなよ。核の位置くらい呪力操作でブラフ張るさ」とメカ丸に張り手をしてふっ飛ばします。

倒れ込むメカ丸に、「お前の敗因は人形舐めすぎ!俺は俺で生まれた時から何一つ周りと同じじゃなかったし、その辺りはお前と分かり合えると思うんだけどな。まぁ俺は人間うらやましいと思ったことはないけど。だって人間気持ち悪いじゃん。」と言い、優しいトーンにて「メカ丸も色々大変なんだろ?でも大変なやつが正しいとは限んねぇよ。何か叶えたいことがあるのなら俺はお前を手伝うぜ。」と言います。

そのセリフを聞いたメカ丸は、京都校の皆との何気ない会話を思い出しながら『いつか、みんなと、一緒に...』と小声で呟き、「俺の姿を見た後でも手伝うなんてセリフが吐けるかな?」とパンダに言います。パンダは笑いながら、「ルックスに関して俺がどうこう言うと思ってんのかよ。パンダだぞ。じゃあな、今度見舞いくらい行かせろよ。」と言って立ち去ると、メカ丸は『うるせぇクソ人形』と呟きながら、天を仰いで目を潤ませます。ここのやりとりで号泣。 

最後に真希と三輪の戦闘シーンが挟まり、エンディング。

終わりに

まず驚いたのは、学生の学年に上下はあれどそこには既に階級の差があるということ。
伏黒は1年生で2級ですが、その下に一学年上のパンダが位置しています。このあたりがサラリーマンの世界を表しているように見えてハッとしました。

そして、今回の主役はパンダ先輩。「その辺りはお前と分かり合えると思うんだけどな」という言葉にあるように、相手の目線で物事を考えれる優しさが垣間見え、釘崎の「ペッパーくん」という発言と真逆に位置する温かさに大好きになってしまいました。次回も楽しみです。